グレ釣りのバラシの原因と対策    



グレ釣りのバラシの原因の究明と対策は、タックルによる対策と釣り人が
心掛ける対策、又バラシに対する考え方による対策等を詳しく紹介します

辛抱してようやく掛けた大グレを取り込みの途中にバラして悔やんだことが、これほど釣りをしていて悔しいことはありませんね・・・
如何にして痛恨のバラシを少なくすることが出来るか、バラシの内容をを分析して原因を把握して対策をと考えて、私なりに色々とバラシのスタイル・具体的な原因・対応策や取り込み方等のバラシを少なくするための方法に付いて記して見ました、私なりのバラシに対する考え方で追記にも記していますが、中々解決の難しい悩みの1つですね・・・


   グ レ の バ ラ シ の ス タ イ ル
1 @ 少しやり取りしてバラシてしまった A アワセたすぐ後に走られてバラシてしまった
B 磯際でアワセた瞬間に突っ込こまれてバラシてしまった C 水面近くまで浮かせたが、再び走られバラシてしまった
D 魚を浮かしたが、タマ入れの時にバラシてしまった E 取り込み中に竿をポンピングしてて足下で潜れてバラした 
F 取り込み中磯際で瀬ズレでバラシた G その他
 *  バラシの要因はアワセてからの初期段階での対応のまずさが多いのと、磯際での根ズレでのバラシが多い
   バ ラ シ の 具 体 的 な 原 因
2 @ 根ズレでハリスが切れた A ハリが外れてバラした
B 針のチモトのハリスを切られた C ハリスと道糸の結び目が切れた
D 針が折れた E ハリスの途中が切られた
F 道糸が切れた G その他
*  ハリスの周辺の要因が1番多い
   バラシの原因が自分のミスによるもの
3 @ 細いハリス(喰い渋り・急に大物が来た)
 使用したハリスが細すぎた  ハリスの交換を怠った
A 強引にやりとりしすぎしてハリスや結び目が切れた
B 大グレと判断しやり取りが弱気になりグレにおもう様に走られた C 道糸にキズが付いたり、スプールやガイドでスレて強力が落ちて切れた
D 取り込み中に竿あしらいが悪くバラしてしまった  E ハリ、サルカン、直結び等の結びがキッチリしてなかった
F 何回もグレ掛けて道糸が延びて細くなり強力が落ちてきれた    

   原 因 の 分 析 し た 内 容
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@ 魚を掛けてからバラスまでの時間はほんの僅かである
A アワセた後の初期操作の対応が悪い場合が多い
B 魚が中々釣れず集中力が切れ大物がヒットして慌てて対応が遅れた
C 釣り場の条件が悪い場合が多い  
  沈み根の際・ハエ根の向側・足下のエグレ等の条件でのヒットした時に多い
D タックルのバランス強度に問題があり切られる場合や竿あしらいが悪く瀬に入られたしてバラス事が多い
    特に竿の能力を生かし切れていない場合が多いし、細ハリスなどの問題もある
E 魚を視認してない状態でのバラシが殆んどである
F グレはフリ−にすれば止まるとは一般的な考え方ですが、此れが必ずしもセオリ−通りではない事も多い  
G 最近はフリーにせずグレを掛けて此方を向いている状態で強引にイッキに浮かして取り込む方法をする
バラシの対策は簡単ですがグレが釣れません
@ バラシをなくするには仕掛けを太くするのが対策では一番良いが、太くするとグレが釣れない此れが問題です

グレが釣れてバラシの無い取り込みも可能なタックルは何かが問題なのです
此処で道糸・ハリスを何号にするかの選択が重要ですが、釣れる号数はある程度決まっています今頃は3号以上では中々グレは喰いません、しかし取り込みは3号でも取れない場合があり、8号では取れるがグレは釣ませんから釣り人は悩むのです
A 四国では多用されている仕掛けは下記のものが多いと思います

  @ 道糸 3  号、ハリス2.75号〜2.5号  (左の仕掛けでは55cmまでの口太は取れますが50cmを超える尾長は取り難い)
  A 道糸2.5号、ハリス2.25号〜   2号     (左の仕掛けでは50cmまでの口太は取れますが50cmを超える尾長は取り難い) 
     *   以上のタックルでも50cmを超える尾長が稀にですが取れることも有りますがバラシが多く取る事は非常に難しい
  B 道糸 2号、 ハリス1.75号      (最近はこんな細仕掛けで釣る釣り人が多くなっています)

一般的な釣り人は50cm以上の尾長は5号以上8号位の道糸・ハリスでないと取れない事が多い、5号では最近の口太や尾長は殆んど喰いませんからどうしても細いタックルで釣ることになりますからバラシ対策が必要になって来るのです
しかし、50cm以上は取れなくても良いのであれば簡単ですね、釣り人はそう思っていても、掛けると取りたくなるものですから、厄介ですね・・・、その辺を纏めてみました


       バ ラ さ な い 為 の 対 応 策

1 釣り人自身が精神的に対応する事
@ 釣り場の地形を把握し止む得ない場合以外は、瀬の近くでグレを掛けないようにし出来るだけ沖で釣るようにする
   バラシの具体的な原因で根ズレでバラシが一番多いため
A 大物が釣れた時の取り込み方のイメ−ジを事前に考えておくこと
 1. 糸は出さず強引に取り込み、糸が切れたら諦める取り込み方法
 2.
 状況により糸を出して走りが止まったら、取り込みする方法
 3.
 最初からベールオープンで沖に走らせて手前の瀬を交わす取り込み方法
 4.
 合わせの方向とやり取り場所や取り込み場所への移動 ( 磯際の瀬の状況から事前に決めておく ) 
B 大物がヒツトしても慌てない、動きを冷静に判断する ( ロ.のイメ−ジが対応策です 
C 魚に先手を取らせないこと  (グレを釣り人の方向に向かせたまま取り込みする、反対に向くと走られてバラス)
D 自分のタックルの強度を信じて、強引なくらいにグレを寄せて浮かせる
   過去に釣った魚の大きさや、引きの感覚を体で覚えること下手にやり取りしてバラスす事は多いから
E グレは釣り人の考えている様には動いてくれない、どんな準備・対応を考えていてもダメな場合もある上手な人のアドバイス・研究心が無ければバラシは無くならない
2 釣り人がタックルについて対応する事
@ タックル作りの時ハリスの選定を1ランクUPする 
  1 釣れない時は直ぐにハリスを落とす傾向がある
  2 針もすぐに小針に落とす傾向がある、尾長は飲み込まれを重視して専用ハリを使用する
  3 大物狙いは一日中ハリス、ハリを落とさないこと
  4 朝マズメは太いハリスにする
  5 竿は1ランクUPのものを使用すること ( 竿が弱くグレに向側に向かれてバラス事が多い )
A ハリスの交換を怠った
    * ハリスが白くなったり、チヂレたり、手で触り違和感を感じたり、結び目が出来た時と2時間程度経過後すると交換する
B タックル作りの場合最初から1ランクUPで作る
   1  最近の傾向で細タックルで釣る釣り人が上手と考えが多いが1日1〜2回 程度の大物に遭遇する時、如何に対応するか悩む
   2  二刀流が出来ればベストと考える ( 竿を2本準備する事、下記に図解してます ) 
「例T」 磯竿1.5号ソリッド穂先 道糸2.0号 ハリス1.75号
  磯竿1.75号ソリッド穂先  道糸2.5号  ハリス2.25号等の1ランクUpのタックルを準備する 
「例U」  磯竿1.75号ソリッド穂先  道糸2.5号  ハリス2.25号   
  磯竿2.0号ソリッド穂先  道糸3.5号  ハリス3.0号等の1ランクUpのタックルを準備する 
    *  誰もが一度は後で思ったことがある   ハリスを太くしいたら・交換していたらタックルを強いものにしていたらと・・・
      
      
C どんなタックルも切れないものは無いが、釣り人が今日、釣りたいグレの大きさ(釣れる確率は少ないが)を決めてタックルを作り、釣り続けるとがバラシを少なくする事につながる
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磯 際 (ハエ根) で の 取 り 込 み 方
@ ベイルはクロ−ズで糸は絶対に出さず竿の胴で溜めてしのぎ糸が切れれば諦める
    1ランクUPの太目のタックルを使用する事が必要です、下手にやり取りしてバラスす事は多いから
A 竿は沖側に向けベイルはオ−プンで指先で道糸を押さえて取り込みしたい所の反対に向け合わせて、すぐに糸を出して沖に走らせてグレが止まってから取り込みをする 
  根に潜られる可能性も高いし、沖に走らない場合もあるがこの方法が確率が高いので良いと思う
B 磯際の取り込みは私の経験で一瞬の判断力が必要で、待ち構えている状態でないと出来ないし、どちらも取り込めない場合が多く・判断に迷うし今の所決め手は無い
    賢明なのはグレを手前で掛けず、沖で掛けるのが最良の方法では・・・
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磯 で の 取 り 込 み 方
@ 足下でグレを掛けたら、グレは釣り人方向に向いているので釣り人が先手を取れるように竿の4番の胴の弾力をいかして、グレの突っ込みに耐えて、弱らせたら強引な位にリ-ルを巻き浮かせる
掛けてからの10秒間位のやり取りが勝負の決め手になる場合が多い、グレの左右の動きに注意し、左に走れば竿を左に倒し、逆に右に走れば竿を右に倒して、早く浮かすように誘導する竿あしらいを心掛ける
グレが向側に向いたら走られてバラシは多くなるので竿の4番の胴の弾力でグレの走りを止める
A 沖でグレを掛けたら、竿を斜めに道糸と平行になる位、立てて竿の胴にのせ弾力の限界を生してグレの突っ込みに耐えてイッキにグレを浮かす
  1. 竿と道糸との角度が45度程度が一番竿の能力と生かし、グレを浮かせ易く良い
  2. 最近の釣り人は竿と道糸が90度程度の角度で取り込みして竿の能力を生かしていなくて瀬に潜られるケ−スがある、沖で 掛け
    てグレが35cm程度であれば水面に来ればグレが水面から飛び出す位にならないと竿の能力を生かしきった事にはならない
B 左側・右側沖の瀬際でグレを掛けた場合は竿を沖側に少し倒してベイルクロ−ズで合わせてグレを手前に向かせてから、イッキに「ロ」の方法で取り込む、如何に瀬から早くグレを離すかがポイントとなります

竿は1ランク上を使用する、グレが此方を向いていても竿が柔らかいと向側に向く原因となり瀬に潜られてバラシは多くなるし、綱引きとなりハリス切れの原因ともなる
C 良型尾長の取り込み方(最近の尾長は足下、磯際で当たる場合が多い)

深いタナの場合は良型尾長は合わすとイッキに走るので走られると切られる場合がほとんどです
この場合は太い仕掛けでオープンで走らせて尾長の走りが止まると、竿の胴にのせて一機にゴリ巻きで浮かす、絶対に切られても糸は出さない方法が良いと思う

浅タナの場合は尾長はサシエを吸い込んで吐き出す喰い方が多く、名人も言ってますが道糸を張ってウキが斜めなり、緩めた時に元に戻る時にビメョウに戻り方が違うのが当たりでこの時に合わすと良く (この場合は尾長は少し止まってから走り始めるので) 合わす時道糸を張り気味にしていて、竿角度30度くらいでの4番の胴に乗せ溜めて走りを止めて、10秒くらいすると尾長が弱るので取れると言いますが、言うは易く実践は難しく、経験を積み重ねて行くのみですね
我々は何時も良型尾長のみ狙って釣って居る訳ではありませんから、口太狙いで良型尾長が不意に当たるので中々対処が出来ません、やはり太い仕掛けで対応するのが一番良い方法だと思います
D どんなタックル・上手な取り込み方でも、予想外の大物に付いてはどんな釣り人も・名人でもバラシは必ずあります、 この経験を生かして同じ過ちを繰り返さない事が一番大事です

特に尾長の55cmを超える大物の突っ込みは半端ではなく、5号程度のハリスで止めても・フリーにしても取り込めない事もあり難問ですが、2.5〜5号のハリスで取り込みして釣っている釣り人もあるので、研究していけば取り込みも可能となります
最近はドラッグ付きのレバーブレーキリールもあり最初の突っ込みでの糸切れを此れで対処するのが最善の方法で止まればドラグを閉めて絶対糸は出さずゴリ巻きで取り込む方法も良いと考えていますが瀬までイッキに走られるのが難点です
5 磯での取り込み時にタックルの強力を活かし、竿の能力が最高に発揮できる角度
          腰に竿尻を当てて竿は耳の斜め後ろに立てた状態がこの角度になります、此れがハリスの強度が活かす竿の角度です
 磯際の竿の取り込み角度  磯でグレが左右に走った時の竿の倒し方
   
6 タックルバランスや結び等も大事ですが下記の細かい対応も重要です
タックル強力を活かすには 
  @道糸 
  幾ら良いラインでも2回以上使用すると良型グレを掛けると延びて細くなり、又岩場でキズが出来ガイドの塩分で道糸の表面スレて剥脱し吸水劣化して高切れしたり、ヨリが出来る 
  細い道糸 (2号、2.5号) は150mは新品でも巻かず同じ製品を下巻して下糸を活かして新品を75m巻いて2回使用して交換すると劣化も防ぎ強力に信頼がもてる 
  釣りの途中でも4時間程度使用すると10m程度カットして強力の維持を図る 
  釣り後の道糸のヨリ取りと塩分除去のメンテナンスも強力を維持する為には必須です 
  リールのスプールはジルコニア製のものが道糸の表面を傷めずに良い 
  Aハリス 
  ハリスがパーマネントしたり、白濁、結び目、キズが出来ると交換する
  2時間程度使用又は良型グレを3枚程度釣ると強力も落ちて来るので交換する
  ハリスの針の結びはキズがあったり、3枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
  B道糸とハリスの結び
  直結びは2時間程度使用又は良型グレを3枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
  サルカン使用の場合も2時間程度使用又は良型グレを5枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
  道糸とハリスは直結びより樹脂製サルカンを使用した方が強力がある
  Cリールのスプールへの拘り
  何回も道糸を投入するとステンレスやチタンコーティングのスプールはスプールにキズが付きますキズあると投入の度に道糸がスレて表面のコーティングが剥脱して吸水や傷になり道糸の強度が落ちる
  私は少し高いが道糸にキズが付かない古いリールのダイワト−ナメントZ2500LBA用のジルコニアの替えスプールを取り寄せて使用し対応している
         追   記
1 尚、バラシはグレをヒットしてからの話で、まずヒットさせる技が必要ですが、釣れないからタックルを落とす、どちらが先か永遠の謎か・・・・・・?
かく言う私も、釣れないから落としてはバラシ又太くしては釣れなくて悩む一人です
口太は1日何回も当たりますが良型尾長は1日に1〜2回の当たりしかありません、どちらを優先して釣るか・・・釣り人の選択になります

そこで考えたのが・・・

       バラシを無くする・あっても良いと、タックルの考え方を割り切って変えて釣る方法は・・・
最近のバラシを考えて対策を練ったが50cm以上の尾長を取り込むには、腕にも寄りますが最低4〜5号程度のハリスが必要との結論に達した、此れでもバラシは有りますが少なくなります 
2 1. 口太の50cmまで取れれば良いとのタックルで釣る (一般的にはAのタックルですが、下記から自分の腕で決める)  
@ 竿  1.25号 道糸 1.75号  ハリス 1.50号 
A 竿  1.50号 道糸 2.0号  ハリス 1.75号 
B 竿  1.75号 道糸 2.5号  ハリス 2.25号 
3 2. 尾長の50cm以上を取るためのタックルで釣る (一般的にはAのタックルですが、下記から自分の腕で決める)
                          
   ※        最近は喰い渋りでサシエを喰いつかないので細仕掛けの@を採用する釣り人が多いが切られることも多い  
@ 竿  2.0号 道糸 3.0号  ハリス 3.0号 〜 2.5号 
A 竿  2.25号 道糸 4.0号  ハリス 4.0号 〜 3.0号 
B 竿  2.5号 道糸 5.0号  ハリス 5.0号 〜 4.0号 
   
Tでも腕により@とAの選択値があり、自分の腕で取れるタックルを選択する
  Uの場合でも@とAとBのタックルがあり、特に尾長の場合は難しく、余裕をみて自分の腕で取れるタックルを選択する 
   
  「二頭を追う者は一頭も得ず」 の例えのごとく、50cm迄の口太と50cm以上の尾長の、両方に対応出来る
タックルは難しいので、その釣り場では、どちらを優先させて釣るか、 TU タックルを二者選択して釣る方法です 
4 上記の方法を採用すれば
    Tの方法を採用すれば良型をバラシても良いし、諦めも付きます
        口太狙いの仕掛けで数を釣れば、大物に切られても最初からの予定なので特に悔いは少なくなります
    Uの方法を採用すればバラシは極端に少なくなりますがグレは釣れ難くなります
        大物尾長グレのみ狙うのですから、一か八かで最初から太タックルで釣れば良いことで、口太が釣れなくても
                 最初から口太は 数釣れなくても良いとの考えで釣るのですからボウズでも諦めが付きます
   * 釣り人が釣るグレの大きさを考えて自分はこの磯でどんなサイズを釣るのかでタックルを決めればバラシに対
         する考え方も変わり気持ちよく釣れるものと思います
    

                
バラシに対するこんな考え方も有ると思ってください