エギングのタックルと釣り方             




アオリイカのエギングのタックルのロッドの選択、リールの選び方と仕掛けと釣り方やテクニック、PEライン選び・ノットを図解で ロッドはKガイドについても記載し、釣り場選びからシャクリ方の方法まで掲載しています、ティップランのエギング釣法についても図解入りで詳しく紹介しています


    左記コンテツは、此処より移動できます



ロッドの選択    ( 種類は色々ありますが下記のお勧めのロッドを参考にしてください )
 1 ロッドは、どのメーカーのものでも特に問題はなく自分の好みのロッドを選択すればよい
ガイドはラインの絡みし難い、KガイドのSICリングのものが付いているロッドを選ぶ ロッドのエギの号数は2.5~3.5号が使用可能なのが一般的です
長さは釣る場所により短い・長いを決めるボートからは2.0.m程度・磯からは2.45m程度が目安です
ボートからの秋の小物釣りではエギの号数2~2.5号が使用可能ものでよいし長さも2~2.2mでよい 
 2 ロッドの部分の呼び名 ガイド、ガイドリングについて 
  ロッドの部分の呼び名 ・ ロッドの並継ぎジョイントの種類
ジョイントはセンタージョイントがお勧めで、又逆並継ぎが穂先部分が軽くなり持ち運びにも良い
ティップとブランクの割合はテッィプが調子により、1割 又は 2割 に比率が変わる シャクリを多用するロッドはリール位置の長さは300~330mm程度が多い 
   

並継ぎ(穂先が太く・重くなる) 逆並継ぎ(穂先が細く・軽く出来る) 印籠継ぎ(強度が出る) リール位置 
    

最新のKガイドの特徴と使用部分と形状と種類 
①  Kガイドのビートフレームは外に膨らんで70度くの字傾斜した構造がPEラインの絡みを自動解除する
ガイドフレームには、高さの種類があり、L ( ロウ = 5.5~6mm ) M ( ミディアムハイ = 6~8mm ) H ( ハイ = 10~20mm )がある
MN ステンレス
LF チタン Top
KL- M ・ KL- H ステンレス
KT- L チタンフレーム
KW - M ・ KW - H ステンレス
KW - L ・ KW - M チタンフレーム
Kガイドのビートフレーム構造 
    
ガイドフレームは ① チタンとステンレスが有りますがともに下記の四種類の材質がある、ハイテンシルチタンは強度もある
② チタンは高価なのと強度にステンレスと比べて゛劣りますが放熱効果は高いです
①  エギングロッドはスピニングでKL-Hステンレスフレーム(1本足)はバットに使用する、特に1本足で強度を必要とする、
KT-Mスチタンフレームはブランクに、KT-Lチタンフレームはティップの部分に使用する 

リングの材質 熱伝導率(W/mk) 硬度 HV(Gpa)  曲げ強度(MPa) 比重
S I C リング 60 2224  540 3.2
改良ハードリング 13 1214  300 3.8
アルコナイトリング 46 1315  450 4.2
トルザイトリング 27 1315 1020 3.3
ガイドフレーム材質 硬度 HV   耐食性 強度 N / m㎡. 比重 
ハイテンシル チタン  4.04 5 1474 5.03
純チタン  0.98 5  343  4.51
ハイテンシルステンレス 3.50 3  883  7.93
ステンレス  1.81 2  520  7.93

リングは  ①  SICとハードリング他もありますがPEラインにはOリングは論外で、PEラインは高価で劣化が少なく長期 に使用が出来るのでPEラインの特徴を行かす為にもSICリングは必須となり、PEラインの融点は低いのでガイドに擦れて熱を持ち90~100度で表面の一部から溶解し始めますから PEライン 0.5~0.8号の細いラインや青物等強度の必要な時はSICリングは必須となります
②  SICリングシリコンカーバイド、炭化珪素で 炭素と珪素の1:1の化合物の結晶体になります、熱伝導率が60W/mで放熱効果の高く、硬度22~24HV(Gpa)でスベリも良く、PEラインに向いたリングです、最近は重量軽減の薄型のSIC-Sリングも出来ています
   A ラインの融点はPEは 148~160度、ナイロンは215~265度、でPEは熱に弱いラインです
   B 強度の必要の少ない、メバル・フグ・船キス等で使用やナイロンライン使用では特に問題は少ないが青物釣り等の強度の必要な釣りは必須です
③  アルコナリング レインフォースアルミナオキサイド製で熱伝導率が46W/mk でSICに劣るがハードリングよりは良いしリーズナブルなので TopはSICでその他はアルコナイトを 装着する1万円程度のロッドが見られます、又ハードリングよりは熱伝動率・強度等に優れているのでハードリングよりは勧めます
このリングでPE1~1.2号の使用は、鯛ラバ・ヒラメ・イカメタル・アコラバ・フグ等の釣り迄は使用可能ですが劣化は早くラインの交換は早くする 
④  Oリングはハードリングの事で、アルミナオキサイド製で、熱伝導率が13W/mkとSICリングと比べると低い のが欠点でPEライン使用には向いていません 
⑤  トルザイトリングは強度もあり・薄型で軽く良いが糸鳴り等の欠点もあり、人気はいま一つです
     
見分け方 ①  見分け方としては SiCガイドの特徴と言われる 黒光りして表面が鏡の様に見える 感じで、 ハードリングの特徴は 濃いグレー色で表面にツヤが無いです 
②  ロッドが壊れない程度のオモリを結び、1号ナイロンラインを5cm位同じ場所を何度も往復させてコスリ続けると違いが判ります、ナイロンラインの表面が溶けてガサガサになります  
3 各社のロッドとスペック 
  ダイワ    AGSカーボン・エアガイドシステム

品    名 全長(m) 継数 自重(g) 先径/元径 エギ(号) ライン(PE) 価 格
エメラルダス AGSAGS  83MLSHORE 2.52 2 100 1.4 / 10.9 1.8~3.5 0.5~1.0 48,800
       〃      AGS  86M  SHORE 2.59 2 105 1.5 / 11.4 2.5~4.0 0.5~1.2 49,800

品    名 全長(m) 継数 自重(g) 先径/元径 エギ(号) ライン(PE) 価 格 
エメラルダス MX  83M 2.52 2 108 1.7 / 11.9 2.5~4.0 0.5~1.2 24,000
      〃       MX  86M 2.59 2 110 1.7 / 11.9 2.5~4.0 0.5~1.2 24,500
  シマノ
品    名 全長 継数 自重 先径/元径 エギ(号) PEライン 価 格 
セフィア CI4                  S803-M 2.51 2 91 1.6 / 12.6 2.5~4 0.5~1.0 37,000
セフィア エクスチューン   S808M/FF-ST 2.64 2 104 1.5 / 12.8 2~3.5 0.4~1.0 48,300
テイルウォーク
品  名 全長 継数 重さ  エギ(号) PEライン  価 格
ムーンウォーカーEG    EG83ML 2.49 2 98 ~3.5 0.5~0.8 24,000
ムーンウォーカーEG  EG83M 2.49 2 105 ~4.0 0.5~1.0 25,000
  クレイジー・オーシャン
品  名  全長 継数 重さ  エギ(号) PEライン  価 格
オーシャンソルジャー    OSS-79L 2.37 2 119 4 ~1.0 26,000
オーシャンソルジャー  OSS-85ML 2.55 2 132 4 ~1.0 27,000
メジャークラフト   
品    名 全長 継数 エギ (号) PEライン 価 格 
クロスライド  XRS-832E 2.58 2 2.5~3.5 0.4~1.2  24,600
   〃     XRS-862EL 2.40 2 2.5~3.5 0.6~1.0  23,800

リールの選択    ( 種類は色々ありますが私のお勧めの機種を紹介します )
 1 最新のリールには下記のPE専用の機能が付いています 
エアベール 糸絡みし難いベール
クロスラップ巻取り 巻き糸角度の大きい巻き取りを採用することで、スプール部へのラインの食い込みや糸のズレを防ぐためにクロスして巻き 取る方法、放出時にラインがダンゴになる状況が解消される 
ABSスプール 大口径で巻き取り面を逆テーパーにして、バックラッシュやライントラブルが減らす、又大口径スプールは巻き取りスピードと ドラグ性能のUP向上している 
ツイストバスター  アームレバーに角度を付け、ラインローラーにテーパーをかけて糸がローラー軸に対して直角に入るようにコントロールする ことで糸よれを大幅に解消したシステム 
ウオッシャブル機能  潮につかるので水で流して洗えるので手入れがし易くてよい 
ノブ・ラインローラー
のベアリング
エメラルダス MX2508PEはラインローラーは1個、ノブはベアリングは無し2508PE-Hはラインローラー・ノブ共にベアリングは無しです
セフィアCI4  C3000HGSはラインローラーは1個、ノブはベアリングは1個、セフィアSS  C3000Sはラインローラーは1個、ノブはベアリングは無し 
  リールもエギ専用(PEライン専用)も販売されています、PEラインの0.5~0.8号を使用するので、ライン放出時にダンゴになるトラブルも多く上記の専用リールを使用することを勧めます
 2 各社のリールとスペツク 
 
     
エメラルダス 2508PE-DH
 (ザイオン素材で軽い)
エメラルダスMX
2508PE-DH
レグザ LT2500
(メタルボディー) 
セフィアSS  C3000S 
(メタルボディー) 
セフイアCI4 C3000HGS
 (CI4 カーボン素材)  
品    番 自重(g) 巻上(cm) ドラグ(kg) ラインキャパ (PE号) ベアリング 価 格 
エメラルダスMX 2508PE-DH 215 72 7.0 0.6 - 190m、0.8 - 150m 7 / 1 31,500
エメラルダス    2508PE-DH 250 72 7.0 0.6 - 190m、0.8 - 150m 6 / 1 21,500
レグザ LT2500 235 75 10.0 0.6 - 290   0.8 - 200 5 / 1 20,500

品    番 自重(g) 巻上(cm) ドラグ(kg) ラインキャパ (PE号) ベアリング 価 格
セフイアCI4 C3000HGS 195 88 9.0 0.6 - 200、0.8 - 150 8 / 1 38,100
セフィアSS  C3000S 210 73 9.0 0.6 - 200、0.8 - 150 7 / 1 26,000

3 スピニングリールのロングハンドル・丸型ノブの交換    (最終的には各自で判断で確認のこと)
最近では一部に丸型ノブの標準装備のリールも発売されていますが数は少ないので、握りやすいものに交換するのが良い
 ハンドルもロングハンドルに交換すると巻き上げが非常に楽になります、2500番クラスでは45~50cmハンドル長さが標準です
     ※ ハンドル長さは 55~60mm がベストで、ノブは30~35mmが良い
③  ハンドルノブのみ、交換しても握り易く巻上げが楽になります 
     
通販 ダイワ 一部対応可
ステン70mmパワーハンドルEVAノブ径32mm 1,600円
通販 アルミハンドル
ノブ ダイワS ・ アブ用 軽量中空ノブ  2,790円
 
通販  スピニング各メーカー共用可
EVAノブ 33×42mm ステンレス・ベアリング付き 680 円 
 通販 ダイワ・シマノ用
径35mm 長さ50mmステン中空ノブ
1,389円
4  スピニングハンドル ・ ノブとロインローラーの交換 ・ メンテナンスの仕方
 

①  ハンドルのノブのベアリング交換は 上図左のベアリング・カラーを交換する 
  上図の ベアリング ・ カラーが 入った カラー ・ ベアリングが入った、ノブがあり、組み合わせは下記の通り
  安い機種  中位いの機種 ( 1BB ) 高い機種 ( 2BB ) 
    がカラー もカラー     がカラー はベアリング   がベアリング もベアリング
  1 上図のノブのキャップを外して、中のネジを外すとベアリング・カラー・座金等があリ全部外す ベアリングリフレッシュセット
オイル・グリス・クリーナー 
  2 ベアリング・カラー・座金等の右から並べて順番を間違えないようにする 
  3 上記のベアリングのサイズの合ったものと交換する (中型まではは740ZZの場合が多い)

 
 
  4 交換後に左から順番に取り付けていく 
メンテナンスは、年最低1回、使用頻度の多い場合は年2回程度実施する
  分解して古い油を拭き取り、又はクリーナーで洗浄して右記の新しいオイル・グリスを塗る  
  右写真は、ベアリングの専用清掃機で、ベアリングを中にセットして、スプレータイプのパーツクリーナーを噴射して洗う
  2 組み立て手順は、① 座金を入れ ② カラー又はベアリングを入れ ③ ノブを入れ 
④ ベアリング又はカラーをノブ穴の上から入れ ⑤ ネジを締めて ⑥ ノブキャップを取り付ける
ラインローラー部分のS ・ W ベアリングが装着した部品一覧 ( ラインローラーメンテナンス・ベアリング交換時の参考 )
   Sラインローラー展開図 Sベアリング写真   Wラインローラー展開図
 
ラインローラーのベアリング交換は 上図左はSベアリングで、上図右はWベアリングで此のベアリングを交換すれば良い
  1  ベールのラインローラー部のネジを外す ※ 外した順番に並べて置くと組み立てに間違いがなくなる
  2  ネジを外すと上図のローラー・ベアリング・座金・ カラー 等がある  
  3  カラーはサイズの合ったベアリングのものと交換する
エギの選び方    (一般的には色で選ぶ時は下記の三種類に、重さ・号数では下記二種類の条件で選ぶ)
 1
1 潮の濁りでエギを選ぶ      (色) 4 水深の深さで選ぶ            (重さ・号数)
2 昼と夜でエギの選ぶ      (色)  5 潮の流れの速さで選ぶ     (重さ・号数) 
3 晴天と曇りでエギを選ぶ    (色)     
エギのカラー (メーカーにより多種多用にある)  大きさは ( 2.5号・3号・3.5号・4号 )
     
   
 2  水深によるエギの選択 
  ① シャロータイプ  (水深が浅い場合)      ゆっくりと沈むタイプ     浅い水深(10m以下)は、2.5号・3号サイズ
② ディープタイプ  (水深が深い場合)      早く沈むタイプ         深い水深(10m以上)は、3号・3.5号・4号サイズ
3 水深が深く、潮の流れが速い時は号数の大きい重さのあるものにする 
一般的に水深 5mくらいまでで、潮の穏やかな時は 2.5~3号で始めるのが良い      ※ 秋口の小型の場合は2.5号から、春の乗っ込みは3号から
潮が速いと 3.5号に上げると良い   ③ 後は状況に応じて底を取れる号数に変える  
水深が深く又流れが速く、底が取れない場合はシンカーを付ける    ⑤ 喰い渋りのときはエギの号数を落とす、色を変える、次はタックルを1ランク落とす方法を取る
良く使うエギ号数と重さ等の目安です、5m程度の水深が多いので覚えておくと便利です
エギの号数 重さ(g)  長さ(cm) 沈下スピードの目安  5m沈む秒数 針の数
2.5  9.5 7.5cm  1m 沈む秒数 5.0 25秒 九針
3.0  14.0 9.0cm  3.5 18秒 九針
3.5  19.0 10.5cm  3.3 16秒 九針
4.0  23.0 12.0cm  3.3 16秒 九針
4  シンカ-の色々
基本的にはシンカーは付けませんが、水深のある場合や流れが速くボトムが取り難い場合には付ける
シンカーをエギの頭に被せて付ける場合 
エギに直接付ける場合            ( 直接付けるのでエギの動きは良いがホールの速さが制約されるが小さいエギでの対応は可能です ) 
此れは好みや水深の深さや潮の流れの速さ、喰い渋りなどで決めます 
エギに付けるオモリはナス型オモリとエギの頭に被せるタイプ
ナス型オモリ ヤマシタ
シャクリシンカーⅡ ( 10・15・20) 
 ヤマシタTRシンカー・ ダイワ仮面シンカー(10・20・30g)
ヤマシタDDシンカー(5・10・15・20・30g)
 エギのヘッドに装着する
     
 5 エギの色による使い方は 
最初に揃えるエキ゛の種類は
色は三種、オレンジ・ピンク・グリーン系が有ると良い   最近は喰い渋りが激しく、色の種類は多い方が良い
号数は波止や地磯の場合は2.5号、3号、3.5号、4号、の4種類が有れば良い、参考例 水深が3~4m以下場合は2.5号 4~5m以下は3号 
5~8m以下は3.5号
揃えると九種類になります、後は此れの入るエギバックは必ず必要です   (根掛り用の予備も有ればさらに良い)
参考ですが、メーカーの高価なエギも良いが、私は180円のバーゲンのエギも使用しているが・・・ 釣り人で1500円以上の高価なエギを使用しているが、釣果に差は無い
  エギの色 天候は 水質は アオリイカ活性は
オレンジ系 雨天時に使用 濁りが強いときに使用 高いときに使用 (エギを抱え込んで釣れた)
ピンク 系 曇り時に使用  濁りがやや強い時に使用 高いときに使用
グリーン系 晴天時に使用 濁りが弱いときに使用 低いときに使用 (触手だけで掛って釣れた)
ホ ロ 系 晴れのち曇り時に使用 濁りがあまりないときに使用 高いときに使用
ラインとりーダー 
 1 PEラインの選択は 
①PEラインは 0.50.60.8号の中から選択すると良い   ( 釣れるイカの大きさで選んでください・標準は0.6号です )
     ※0.5号含む以下の細いPEラインを使用する場合は強度のある8本縒りのラインをお勧めします
アオリの 0.7Kg までなら PEの0.4   (秋の小物専用に2.5号のエギの使用には良い
アオリの 1.2Kg までなら PEの0.6     
オリの 2.0Kg 前後なら PEの0.8  A  セフィアG5は比重が重く沈み易いので風の影響を受け難いので使い良いラインです 
       B  銘柄は市販されているエギングラインならどの商品でも支障は無い 
PEライン専用スプレー
   1 フッ素による滑り効果 の向上で飛距離がアップし、キャストの繰り返しによるラインの傷みやガイドの損傷を抑えます 
   2 スピニングリールのバックラッシュなどのトラブルが起き難くなります 
   エギ用PEライン   
       
 サンライン PEエギMS
8本 0.6~0.8号 120m
ユニチカ エギPE
?  0.5~0.8号 150m
YGK Real Sports G−soul PE 
4本   0.3~1.5号  150m
シマノ セフィア G5 PE
 5本  0.5~0.8 150m
東レ ソラロームエギングPE
8本 0.6~0.8号  150m

   エギ用リーダー    
         
東レスーパーL・EX  
1.5、1.75、2.0、2.5号
トルネードコングフロロハリス
2.5、3号、 50m   
PEライン専用スプレー バトルエギ、 リーダー  
1.5、1.7、2.0、2.5号
ソラロームエギング・リーダー
1.75、2.0、2.5号
 2  リーダーは フロロカーボンの 1.5、 1.752.0、2.5号の中から選択   (長さは3m程度でよい )
  1 PE 0.4号なら 1.5 号で良い 2 PE 0.6号なら 1.75 号で良い
  3 PE 0.8号なら2.0~ 2.5 号で良い     
                銘柄は市販のエギ専用のフロロカーボンのリーダーがある又どの商品でも問題はない

ナイロン ・ PE 及び ポンド ・ キログラムの比較表
ポンド(lb) PE号数 キログラム(kg) ナイロン号数 直径m/m ポンド(lb) PE号数 キログラム(kg) ナイロン号数 直径m/m
4lb 0.4号 1.81kg 1.0号 0.165 7lb 0.7号 3.17kg 1.75号 0.218
5lb 0.5号 2.26kg 1.25号 0.185 8lb 0.8号 3.62kg 2.0号 0.235
6lb 0.6号 2.72kg 1.5号 0.205 10lb 1.0号 4.53kg 2.5号 0.265
フィートからメートルmへの変換  1ft(フィート) = 0.3048    オンスとポンドからのgへの変換    1oz (オンス)  = 28.35g     1lb (ポンド) = 453.6g 
 3 PEラインの結び方 
 
FGノットの結び方
  ① ジギング等の強度必要な時や・キスやアオリ等のあまり強度は必要ない時、オールマイティーに活用できる
  ② 此のノットは必ず覚えてください、結び目が小さく強度も有りベストな結びです
Berkiey ミニホットワイヤーラインカッター
電熱線でラインカットするのでフロロ・PEともに端に玉が出来てスッポ抜けや解れを防ぐことが出来る
1,980円
 
簡単結び ( ファィヤーノット )
※ 簡単に結べるがFGノットに比べて強度は落ちるがフロロ3号とPE0.8号以下までのノットでは、一つテンヤ・イカメタル等の小・中物クラスの魚には強度は適応できる
  PE0.6号とフロロ3号を結束して、バネ秤で計測すると直線強力は2.5Kg以上はあります
   

Ⅳ  エギングの仕掛けの明細図 
 1
 ① 基本的にはシンカーは付けませんが、水深のある場合や流れが速くボトムが取り難い場合には付ける
 ② 下記図では、シンカーをエギに直接付ける方法が最近は主流です 
 ③ シンカーを付けるのは水深の深さや潮の流れの速さなどでボトムが取れない場合に付けます 
 ④ リーダーの長さは3~4mで良い 
 夏・秋用の小物様 のタックル
春の時期の大物用のタックル
 
   ロッド  リール  PE リーダー  エギ  アオリの大きさ
 Ⅰ. AGS  83MLSHORE エメラルダス MX2508PE 0.6号 100m 1.75号を3~4m 2.5~3.0号 3800g前後
 Ⅱ AGS  86M  SHORE エメラルダス 2508PE-H 0.8号 100m 2.0 号を3~4m 3.0~4.0号 2.5Kg前後

エギングの釣り場・釣り方 
 1 アオリイカの活性
① 日中は水質が澄んで、曇りの日が好条件です (水質が濁ると活性が落ちてしまう)    ② 夜間は水質が澄んで、満月の明かりがある時が良い 
2 アオリイカを釣る場所 
春のアオリイカは産卵の場所に、海底に岩がありアマモやホンダワラなどの海藻類のある所を特に好む
港の波止は、潮の流れが穏やかで、海底にゴロタ石が点在した海藻類がポイントの中心となります、又テトラ等がある  波止は棲家や隠れられる障害物があるので特に良い 
磯はアオリイカの棲家や隠れられる障害物のシモリ岩や海藻類が豊富である所が産卵場としても良い 
ボートからの磯の釣り場所と時期 
  A 8月後半から9月前半のアオリイカが小さい時は 
    磯の地近くは、砂地に岩が所々に点在して、岩の際にアマモ・ホンダワラ等の海藻類生えている3-5m位の少し深めの水深で少しワンドになって潮が穏やかな流れの場所が良い
  B  9月後半から11月前半のアオリイカが少し大きくなった時 から
    磯のカケアガリ付近で水深が10-15mには岩が多く点在してアオリイカが岩に隠れることができるような場所多くあり海藻類がある、その沖は20-30mと水深のあり、潮の流れが穏やかな所が良い 
C 春の産卵の乗っ込みの5月前半から6月前半の頃 
    海底は差泥地で岩が点在してアマモやホンダワラなどの海藻類のある水深が5-6mのある潮の緩やかに流れの場所が良い 又5-10mの水深でシモリや海藻の茂っていて産卵出来るように場所
アオリイカの釣り場所と釣り方    下図のようにアオリイカは海藻の生えている岩陰にひそみエサの小魚を狙っています
 
 
 
 
エギングの釣り方        (エギのシャクリとフォールの動き)
シャクリのアクション   棒引きのアクション
 
 3 シャクリ方の基本 
 
ボトムをしっかり取る、ボトム取りが完全に出来る様になればエギングのテクニックは70 % はマスター出来たのと同じです  エギには 秒/m と表示が有るので参考にして、ボトム取りのカウントダウンをして目安とする
エギのフォールスピードが、 速い時は 活性が高いときに、 ゆっくりな時は 活性化が低いときに、使う
シャクリ過ぎをしない
イカの抱きつく暇が無い程にシャクルことをやめる、 フォール中にアオリは抱きつく事が多いので、ボトムに付いて一呼吸おいてからからシャクル余裕が必要です 
2 エギを投入してしっかりボトムを取り、1回目は大きくシャクリ アピールして、2回目軽くシャクリ アオリイカの乗りを確認する 
3 此の繰り返しで釣る、アオリイカは2-3回目のシャクリで乗ることが多いので特に留意して釣る事が大事です
④    アオリイカにエギを生き餌だと思わせるような見せ方がシャクリで出来てはじめて釣れるようになります 
 4 エギのシャクリ 
基本のシャクリ  ロッドを水平より下げた位置から真上まで上げる動作
 1. 一段シャクリ                      2. 二段シャクリ        3. 多段シャクリ  が有ります 
ジャーク  ロッドを水平より下げた位置からリールを巻きながらロッドを小刻みに上げていく
この動作の途中に「止めるという動作」を入れると効果的です 
組み合わせ  1 と 2 を組み合わせてアオリに色んなアピールが出来る
 自分のシャクリを何種類が作り上手に出来るように練習してください上達に繋がります 
ズル引き  ボトムをゆっくり引いていく動作です、波止等の根掛りの無い場所のとき 
その他  シャクリでアオリにエギに好奇心や注目心を与えて誘い、フォールで抱かせてください
シャクリも大切ですがフォールが特に大事です、シャクった後のフォールを充分行う事が釣果に繋がります 

  フォールの種類
  1 フリーフォール ラインにテンションを掛けずにフォールしていくこと
  2 カーブフォール ラインにテンションを掛けてフォールしていくこと (エギにカーブの軌道を描かせながら落とすアクション)
Ⅵ   エギングのクーラー・救命胴衣・小物類 
 
1.  救命胴衣はライフジャケット ・ サスペンダー 、タイプで 自動膨張式と手動膨張式のタイプがある
2.  A、2018年2月1日より義務化されました、違反すると船長は減点2点で再教育講習の受けます、又減点点数により1~6ケ月の営業停止処分を受けます
   B、小型船舶用救命胴衣 桜マーク付きの国土交通省型式承認品の義務化  規格 TYPE-A を選択すること





 
救命胴衣・ウエストベルト 帽 子 日除けメッシュ帽子 メッシュ運動靴  下部防水ショートブーツ
     
スプリットプライヤー ハブラシ・エギ掃除用  イカ絞め 道具  魚掴み バサミ  UV・偏光サングラス
 

 
ドカットD-4700タックルケース  RX GU X18-27L HPウレタン EVA製タックルバック・2540L 透明タックルケース フッシンググローブ  

  ドカットタツクルBOXに取付ける便利グッズ ( ドカットシールシステムでロッド・プライヤー・ドリンクホルダー・エサ箱・フック等の多用な取り付けが可能です )
 
       
  ドカットにレールシステムを取り付けた ドカット本体の上部小物入れ ドカットレールシステム本体 と 取付方法 シールシステム取り付け方  
ドカットに取り付け可能な製品  (下図のピンク部分は改造は可能です)
     参考、D-4700のセット価格 BM-DR4700-(R/B/BK)-SET-01 レールシステム本体 ・ ロッドホルダーS ・ カップ ・ フック がセットで 5850円です
 ロツドホルダー プライヤーホルダー カップ  ・  ホルダー フック マルチトレイ ・  エサ箱  ロッドのチョイ置き 

レールシステム発売前の改造





ドカットにロッドホルダー取付け  取付け部分を接着  上蓋ストッパー取付け  上蓋取っ手の取付け 底にゴムの滑り止め接着
Ⅶ  秋のボートからのエギングの釣り方とポイント(平面図) 
 
1 秋のアオリイカの釣り場は下図のように浅場でシモリ・岩が点在して海藻類が生えている場所が良いし、海底はゴロタ石やデコボコの岩が多く根掛りするような所が特に良い、水深は海岸線近くは1-2m程度、海岸線から少し離れた所は水深が3-5m位ある所が良い
2 アオリイカは海底の岩やシモリ・海藻などに隠れて小魚を捕食しているので岩やシモリが多い場所は狙い目です 
3 狙いは岸近くの浅場でエギの投入ポイントは下図のように海岸線近くが狙い目で、その手前の岩やシモリにアオリは潜んでいます
エギを投入してしっかりボトムを取り、1回目は大きくシャクリ アピールして、2回目は軽くシャクリ アオリイカの乗りを確認する、此の繰り返しで釣る、アオリイカは2-3回目のシャクリで乗ることが多いので特に留意して釣る事が大事で
 



ティップランのアオリイカの釣り方

船からの流し釣り の ティップランエギングの釣法
1 ロッドとリールの選択
 A. ティップ(穂先)の細く柔らかな専用ロッドがよい、ティップで当たりをとるためです
 B. リールはグリップの大きく握りやすいもので、パワーはあるが200g前後の軽いスピニングが良い
2 リールの選択 
 
       
 エメラルダス  MX2508-PE 紅牙 2508MX セフィア  C3000S (メタル)  セフイアCI4 C3000HGS    
品    番 自重(g) 巻上(cm) ドラグ (g) ラインキャパ(PE) ベアリング 価 格 
エメラルダスMX2508-PE 210 72 7.0 0.6-190、0.8-150 6/1 29,500
  〃   紅牙 2508MX 210 84 7.0 0.8-200  1.0-140 6/1 29,500

品    番 自重(g) 巻上(cm) ドラグ (g) ラインキャパ(PE)  ベアリング 価 格 
セフイアCI4    C3000HGS  (メタル) 195 88 9.0 0.6-200、0.8-150 8/1 38,100
セフィア       C3000S    (メタル) 235 73 9.0 0.6-200、0.8-150 5/1 17,900
 3 ロッドの選択 
  ダイワエメルダスAIR AGS
メガトップのカーボンソリッドで白色ティップで見やすく感度も良い、AGS(エアガイドシステム)でガイドでラインが絡み難い、センターカットの2ビースで持ち運び易い
品    番 長さ 継数 自重 先径/元径 エギ 適合(PE)  価 格
エメラルダス BOAT    68ML/H-S 2.03 2 79 1.0/10.5 60g 0.4~1.0 41,000
エメラルダス MX BOAT 76ML/H-S  2.29 2 100 1.0/12.4 60g 0.5~1.2 25,500
シマノ セフィアSS
ソリッド「タフテックαに白色とオレンジスレッドで見やすく感度も良い、SICのLBDガイドでラインが絡み難い、センターカットの2ビースで持ち運び易い
品  名 長さ 継数 自重 先径/元径 リールシート エギ (g) 価 格 
セフィアSS ティップエギング  S700ML-S 2.13 2 99 0.9 / 11.0 315 ~70 25,400
      〃         S606ML-S 1.98 2  95  0.9 / 10.2 315 ~70 25,400
クレイジー・オーシャン
ソリッドティップにオレンジスレッドで見やすく感度も良い、SICのLBDガイドでラインが絡み難い、ML(ミディアムライト)をベースに、やや張りを持たせた6.4ftモデルと、しなやかな6.9ftモデルが有ります、イカメタルにも対応するので使い良い
品  名 長さ 継数 先径/元径  自重  エギ・スッテ (g) PEライン  価 格
オーシャンウィップ TROWTR-S64ML 1.92 2 ソリッド 101 ~60 ~0.8 25,000
   〃        OWTR-S69ML 2.07 2 ソリッド 105 ~60 ~0.8 26,000
テイルウォーク
ホワイトのソリッドティップで、スレッドには黄色で見やすくて感度も良い、ミドルレンジのオールマイティーとディープレンジ&ミドルレンジの2タイプで誘い&ノセで誘えるに2機種あり
品  名 長さ 継数 先径/元径  自重  リール位置 エギ (g) PEライン  価 格
ティップバン  TZS65ML/SL 1.95 2 ホワイトソリッド 85  290mm ~45 ~0.6 34,000
          〃   S610ML/SL 1.83 2 ホワイトソリッド 86  290mm ~50 ~0.6 35,500
メジャークラフト
感度の良いティプ(ソリッド・チューブラー)で当たりを捕らえる、ティップランエギングのロッドで長さ・ティップも選べて良い
品    番 長さ 継数  リール位置  ティップ エギ (g) 適合(PE) 価 格 
クロスライド   XRS-S68E/TR 2.04 2 -  ソリッド ~45g 0.4-1.0  25,500
ケージーワン KGE-782ML/TR 2.34 2  285 チューブラー ~45g 0.4-1.0 17,800

エギとオモリの選択 
1 エギはティップラン用のエギを使用する、又通常のエギングのエギにオモリ付けての併用で良い
エギの種類  ( 水深・アオリの大きさ )  ※ 秋の小型は2.5~3号、春は大物ガ来るので3~3.5号の良い、冬場は3.5~4号が良い  ラインフックの位置
 
 
ティップラン専用のエギ  ※ ティップラン専用のエギは水深の深い所を横に攻めるので重さとラインフックの位置が通常のエギと違います
①  バレーヒルはスクイッドシーカー3号の23g と 3.5号に23g・30g・35g・40gの種類が有ります
ヤマシタはNAORY DDスパイダーの2.5号は20g・30g・40g 、3.5号は30g・40g・50gの重さの種類が有ります
③  ハリミツの墨族BBは3.5号で 30g40g の種類が有ります
④   もっと深い水深を攻める時はオモリを付けるフックも付いています
バレーヒル・スクイッドシーカー3-23g 、 3.5-30g  ハリミツ ・ 墨族BB  3.5- 30 ・ 40g シマノ セフィアアントラージュ 3.5-28・35・43g
   
ダイワ エメラルダス ボート RV & 仮面シンカー (シンカー使用)  ヤマシタ   エギ王TR     (シンカー使用)  
3号- 25g、3.5- 30g  10・20g  3-23g 、 3.5号-30g 10・15・20g 
   
 2 通常のエギとティップラン用のエギの重さの比較 
   ティップラン専用のエギ(アオリイカの大きさでもエギの号数選択する)
ティップランのエギ号数と時期 2.5~3 8下旬~9月初期 3.0~3.5 9月中旬~下旬 3.5 10月~12月
 重さ(g) 14・20g   23・25・30g   25・30・35・40g
使用目安の 水深 510m  10~25m 20~35m

 通常のエギの号数と重さ 
通常のエギ号数  2.5 3.0 3.5 4
 重さ(g) 9.5g 14.0g 19.0g ・ 23g 

 
エギに付けるオモリは中オモリとエギの頭に被せるタイプ
中オモリ ヤマシタ
シャクリシンカーⅡ ( 10・15・20) 
 ヤマシタTRシンカー・ ダイワ仮面シンカー(10・20・30g)
ヤマシタDDシンカー(5・10・15・20・30g)
 エギのヘッドに装着する
     
3 オモリの使い方と重さ 
 
エギと 被せモリの使用例の目安 (潮の流れの速いと、ボトムが確認できる重さにする)
時 期  4~6月産卵期の浅場の大型  8~9月秋の浅場の小型  10~11月秋の中型の深場  11~12月秋・冬の中型の深場
水 深. 5~10m 5m以下 10~20m 20~35m
エギの号数  3~3.5号 2.5  3~3.5号 3~4号
シンカー  ナシ ナシ  5~10g  10~15g

ティップランエギングの時期と場所  
釣れる時期  ①  8月中旬から9月後半は5~10mの水深で小型が釣れ出して始まり ② 10~11月中旬が一番の盛期で10~30m前後の水深が多い
   ③ 11月前半までで、その後は深場に入り喰いは極端に落ちる、 5~6月の春の産卵の乗っ込み時期も狙えます
釣れる場所   ① 島の岸より10~30m沖にカケアガリある場所で潮は中・小潮が良い 又沖ではボトムが盛り上がりがある所がポイントが多い
   ② エギングは風は禁物で、風は風速3mの以下の時が良い、    風が4~5mあると糸フケが出てシャクリやポイントがずれて釣り難い 
釣り方と仕掛けは
1
  タックルの例  ( は15m前後の水深用、は25m前後の水深用で大型サイズです)    
 
ティップランの専用エギ使用の場合 ( は秋口の10~20mの水深用、は20~35mの水深用で大型サイズです )
   ロッド  リール  PE リーダー  エ ギ (大きさと重さ)  
 Ⅰ. エメラルダス 68ML/H-S BOAT エメラルダスINF2506 0.5号 150m  1.75号を3~4m  2.5号(20g) 3.0号(23g)
 Ⅱ セフィアSS   S700ML-S セフイアCI4 C3000HGS 0.6号 150m  2.0 号を3~4m  3.5号(30g) 3.5号(40g)

 2
1 ティップランは主に晩秋から初冬にかけて深場10~30m程度の水深での釣り方ですが最近は春の産卵の乗っ込み時4~6月時期にも釣ります
① ポイントはボトムにカケアガリのある所が良い
2 水深がありボトム取り専用のエギかエギのヘッドに被せるオモリを付けてエギ自重が30~45gになるようにして確実にボトムを確保する
① フォールする時、リールからラインを手で出してロツドであおりラインを送りガイド抵抗を少なくしてエギの着低を補助して速くボトムまで送る
 専用エギ ( 23g・30g・40g・45g ) の場合は最初から重くしてあり、新たにオモリを付ける必要は無い   
3 船やボートからの風や潮に乗せて船を流し釣りする 、風と潮が客な時や風が強い時はパラシュートアンカーを入れて流し釣りする
4 ボトムを取りリールを巻きながらシャクリを4~6回行って止めてティップで当たりを待つ  
  1 リールを巻きながらロッドを上下にシャクル、.ロッドの動きでエギのアクションを起こす 
  2 この時船は流れていてエギに抵抗が掛りティップが曲がる、又エギは下降ぎみに横方向に動いている
  3 この時が、イカがエギを抱きにくる時でティップ部に神経を集中させて時間にして約5~7秒止めて待つ 活性の高いイカは、エギのフォール中に迫ってきており、シャクリを止めて待つ時ににアタリが出ます ※ 止めて釣るのがステイで、ティップランの基本ですから通常のエギの釣り方では釣れませんから注意してください
  4 ラインとロッドの角度は90度が一番当たりが判り易い② 釣れないとボトムにフォール(落とす)の繰り返す 
  1 最初はラインにテンションをかけないで落とす、又船が流れているので二回程度までにする
  2 二回程度にするにはラインを出し続けるのは同じポイントを探る様になるので良くない
  3 フォールにはもう一つ、ラインにテンションを掛けながらゆっくり落としていく、テンションフォールがある
  ③  誘いの仕方 (釣れない時にはシャクリの後に下記の誘いを行ってみる) 
  1 フォールにはもう一つ、ラインにテンションを掛けながらゆっくり落としていく、テンションフォールという
  2 シャクリの後に当たりが無い時、ロッドを上下さして誘うのを、バウンドという
  3 シャクリを止めた時にテンションを掛けたまま、ゆっくり持ち上げるのを、アップという
    4 シャクリの後に当たりが無い時、ロッドを上げてゆっくりテンション掛けてロッドを下げる誘いを、リフトという 
  ④  それでも釣れないと、一度巻き上げて船の真下に投入してを繰り返す釣り方です
  1 船は流れており、二回程度で巻き上げて落とすのはポイントを変えてサグル為です
  2 船で船尾や船首に位置した場合は釣れない時は斜め沖に投入してポイントを変えてみるのも良い方法です
5 あくまでもボトム近くを、エギを横引き・斜め引きにする釣り方 ( 深場のボトム近くを中心に攻める釣りです ) 
4 当たりは四通りある、 ラインを張りテンションが掛ったティップに・・・ 
  1 テンションが掛ったティップが一瞬緩む(ティップが戻る)
  2 テンション掛けた瞬間にビメョウに変化(小さく揺れる)が出た時  3 ティップがテンションが掛ったときより大きく曲がる 
  4 テンションの掛ったラインに糸フケが出る場合      ※  当たりは小さく、その為に専用のティップが細く柔らかいロッドが必要になれます
基本の釣り方  (此れに上記のシャクリと誘いとを入れる)  水深20mの場合、下図のようにボトムから3m前後の水深付近を重点に横・斜めに攻める 
 
4 船からの釣り方     船からの釣り方にはもう一つの方法が有る、それは「中オモリ」を付けた釣り方です、タックルは下図・専用のシンカーを使うことも多い 
 
 

中オモリのタックルの例  ( エギは通常の製品を使用する )
   ロッド  リール  PE リーダー  エギ  ハリス 中オモリ 
 1 紅牙 X 69XHB スパルタンTW  100H 0.8号 150m  2.5.号を 2m 3.0 2.5号 3~.5m 5~12号 
 2 アナリスターゲーム73MH-190 ソルティストISC 1.0号 150m  3.0号を 2m 3.0 3.0号  3~5m 6~15号 

水深によるシンカーの使い方の基準
水 深. 15m以下 15~20m 20~25m 25~35m
中オモリ  5~8号 (19~30g)  7~10号 (26.5~30g) 8~12号 (30~45g) 10~15号 (38~56g)

深場用(25~35m) シャクリシンカー仕掛け  水深(10~25m)  中オモリ仕掛け 
   
1 仕掛けを船からボトムに沈める、又船長の支持タナから釣る
2 ボトムに付くと基本は一回 シャクリ です、上に大・小さきく 「シャクリ」、少し待ち当たりを待つ
エギが浮いて、中オモリがボトムに付く、ハリスが長くとって有りエギがゆっくりと沈みながら横に移動して行く時にアオリイカが抱きついてくる
3 釣れないと、同じように「シャクリ」繰り返す ( 船が移動するので海底を広くさぐれる ) 
4 「シャクり」方は    一段 シャクリ、二段 シャクリ 等 大きく・小さくと釣れ無い時は工夫して色々と変えて試してみる 
5 中オモリはボトムが取れる重さで良い、できるだけ軽いものがベストです 
6 ハリスの長さは基本は4mで喰いの悪い時は長く・良い時は短くするのが良い (船長の支持タナで釣る場合は、ハリスの長さでタナの変更を行う)
7 当たりは 「シャクル」った後にテンションフォールしている時あり、ハリスが張っている時はテップが曲がる ・ ロッドに重みを感じた時に乗っている
8  次の、「シャクル」 を行った時に重みを感じた時に乗っています 
イカの種類 (一般的のもの) ・ 〆方と料理方法

 1

アオリイカ  = 3-6月 ケンザキイカ   = 6-9 ヤリイカ  = 2-4月
別名 ミズイカ ・ クツイカ ・ モイカ 別名 = アカイカ・シロイカ・マルイカ 別名 = テナシ・ササイカ・サヤナガ・テッポウ
味の評価 ★ ★ ★ ★ ★ 美味い 味の評価 ★ ★ ★ ★ ★ 美味い 味の評価 ★ ★ ★ ★ ★ 美味い

スルメイカ = 7-10  コウイカ  = 4-6月 カミナリイカ  = 123
別名 = マイカ・ムギイカ 別名 = ハリイカ・スミイカ・マイカ 別名 = モンゴウイカ・マルイチ・コブイカ
味の評価 ★ ★ ★ ★ ★ 味の評価 ★ ★ ★ ★ ★ 味の評価 ★ ★ ★ ★ ★
2 アオリイカの〆方、捌き方と保存方法に、料理の方法 
 
目と目の間の足の付け根の部分を鋭利な幅広い薄い刃物で刺し〆る     
 
イカを〆る道具 ・ エギフック掃除用ハブラシ 
  1  イカを〆ると食べるときに新鮮さを維持して美味しく食べれます  2. 食べ方は刺身が美味しいが、他に天婦羅・塩焼き・フライでも美味しい
3. 煮付けも、醤油、味りん、酒で煮込むと美味しい
4. 皮を取り、足も外して水分を取り冷凍にしておけば保存が長く出来、 新鮮さも釣り釣りたてと変わらない
5. イカの捌き方は  此処をクリツクしてください
最後に
  どんな釣りでも始めてからスグに大量の釣果は期待出来ませんが、経験を沢山積むことが大切で上手になる早道です
磯や波止で経験を積み、釣れる場所や時期・時間帯や釣り方が分かってくれば確実に釣れるようになります
皆さんもエギングを始めてみませんか、エギングは以外に簡単に手軽に始められる釣りですし、又食べて美味しいのも釣りの楽しみですね
  山陰の出雲沖のボートのエギングでの半日の釣果で、型は0.8~1.5Kgと良型が釣れました ( こんな良い思いも出来ますよ )