グレ釣りのガンダマ・ジンタンの使い方  



グレ釣りのガンダマ・ジンタンの使い方、ガンダマ・ジンタンを打つ打たないの考え方やサラシ、穏やかな
流れ・本流での打ち方にタナの深さによる使い多等を又サシエ先行さすガンダマの使い方を詳しく紹介します

                               フカセ釣りではガンダマを打たない完全フカセが基本です
ガンダマ・ジンタンの使い方は釣果を大きく左右する大事な要素であり使い方しだいでは特効薬にも毒にもなりますし使い方しだいで釣果に歴然と現れるもので大変重要です
フカセ釣りで気軽に使用するガンダマですが此れと言った確定した方程式のようなものはなく人により千差万別であり潮流、サラシ、エサ取り、タナの深さ、風波等、その時々の磯の要因で使い方も変わります



ガ ン ダマ・ジンタン を 打 つ 考 え 方
1 フカセ釣りでのガンダマ・ジンタンの使い方は次のように考える
1 仕掛けを早く沈めてタナに安定させる
2 海が荒れているときに当たりを明確にするために糸フケを取り仕掛けを安定させる
3 潮流の中で水面近くの流れと、ハリス付近の流れの速さが違う時、サシエ先行とハリスに角度をもたせ仕掛けを安定させる
4 風波やサラシ・潮の抵抗によるふら付きを道糸でコントロ−ルしてハリスとサシエを演出するのがフカセ釣りのガンダマの使い方と考える
       * ガンダマはハリスとウキとの組み合わせが重要であるが此処では長くなるので別の機会にする

ガンダマ・ジンタンを打つ ・ 打たないについて
2 @ ガ ン ダマ・ジンタン を 打 た な い と き
1 グレが浮いてきて見えるとき(タナが浅い時)や喰いが渋いとき 2 潮の流れが無くベタナギのときや緩やかな潮の流れがあるとき 
2 @Aの条件を含めゆっくりの潮の流れでマキエを直接ウキの頭に打つとき 4 まず、ガンダマありきではなく沈み・00・0ウキ等で対応してからガンダマを使用する 
A ガ ン ダマ・ジンタン を 打 つ と き
1 磯際とサラシを釣るとき 2 緩やかな流れと少し速いの潮の流れを釣るとき
2 本流の速い流を釣るとき 4 風波がある時に仕掛けを安定さすため
5 タナが深く、水面近くとハリス付近の流れが違う時に仕掛けを安定させるため  


    磯際とサラシ ・ 通常の潮の流れ ・ 本流を攻めるとき
3 @   磯 際 と サ ラ シ
サラシが下に巻き込むか、沖に払い出すサラシかを見極めること
1 払い出すとき
浮力のあるウキでガンダマのBとジンタン2〜4号程度を段シズに打ち仕掛けを引き付けるようにすると仕掛けの馴染みがいいし安定する
2 巻き込むとき
サラシが仕掛けを下に引いてくれるので軽めのガンダマでジンタン4〜6号程度を使用し流すとマキエと同調してくれる
3 ナギのとき
ウキもガンダマも軽めでジンタン4〜6号程度を使用して流す
4 荒れているとき
ウキも浮力のあるものでガンダマも2BとBとジンタン2〜3号を段シズに打ち使用するがそれでも馴染みが悪いときはガンダマを大きくしてウキを沈みぎみに流す
A   通 常 のゆっくりとした 潮 の 流 れ
1 竿1本までのタナを流すときガンダマBとジンタン2〜4号程度を段シズで使用し出来るだけ仕掛けは軽くしてハリスに変な屈折を付けないようにする (2ヒロ程度の場合はジンタンのみで対応する)
2 ウキ下が竿1本以上になれば早く沈めて潮の流れに負けないように仕掛けも重めにしてガンダマも2B〜3Bとジンタン2〜3号を 段シズに打つ ( 潮に負ける場合はBとBを打つときもある )
3 風があり道糸が戻されるときはガンダマを重くしてウキを沈め気味に流すと仕掛けの馴染みがよい
4 遠投すればするほど道糸の抵抗は増し軽めの仕掛けでは馴染みににくく、タナ取りが旨く行かないためガンダマ3B以上に重くする
5 チモトのガンダマは基本的には付けないが鏡潮やサラシの中では付けるときもある
6 2・3・4 の場合に水中ウキを付ける場合もある ( タナ取りが旨く行かないとき ) 
7 何れの場合も道糸のラインメンディングをして狙いの潮筋や仕掛けの安定を助けることが大事です
B 本 流 の速い 流 れ
1 潮の流れが緩いとき
通常の流れで述べた深いタナの仕掛けか、もしくはもうすこし重くして対応するが仕掛けが馴染んでないと判断したらハリスにジンタンを追加し段シズに打ち仕掛けを安定させる
2 潮の流れの速いとき
潮の押す力が強くて仕掛けがほんろうされてしまう為に多少重くした仕掛けでは屈折したり変な動きになりやすく、大きめのウキ・1号程度のオモリ負荷でハリスは通常より長めに取りガンダマを段シズに打ち仕掛けを安定させるようにする
C 最近のスルスル釣りのガンダマ・ジンタンの使いの考え方
最近のグレ釣りは喰い渋りが当たり前となり釣り難くなってきています、ウキに当たりが出ない場合やサシエに違和感を感じるとすぐに吐き出してハリハズレの多発に悩まされています
こんな場合にスルスル釣りはウキ止めが無くウキの抵抗が無く、グレが違和感無く喰い込むので多用されている仕掛けです
スルスル釣りのガンダマの使い方は道糸・ウキ・ハリス等下記に記載してますが此れがガンダマ使いの考え方の基本です
1 マキエの沈下速度とサシエの沈下速度を出来るだけ近かずけるガンダマの打ち方 が大事ですが、ガンダマを打つと潮の流れが無い場合はどうしてもサシエが先行して沈みますから・・・
グレのタナでの同調はさすことが必須です、又仕掛けの角度
(グレの視覚範囲からズレる水平から45度が最適)が1番大事で釣果を左右する

サシエが先行するとグレが違和感を持つので仕掛けの道糸を持ち入り込みを止めり入れたりとしサシエの先行に留意しながら止めて待つ、又穂先で引き戻して誘いをかけたり、サシエの沈下速度を遅くしたりするのが良い

ポイントの遠近・風・波・潮の流れを見て判断し、道糸の太さからウキの選定とハリスのガンダマ・ジンタンの打ち方の3点がポイントになり、打ち方も変わります
2 @ 道糸の太さはウキのリングを通る時の抵抗差があり、ガンダマの大きさや打ち方も変える
A ウキ投入のポイントの遠近で道糸の長さによる重さの違いが抵抗を増すのでガンダマの大きさや打ち方も変える
B ウキのオモリ負荷にもよりガンダマの大きさや打ち方も変える
C ハリスの太さでもガンダマの大きさや打ち方も変える
D 風・波の強さで、ウキの大きさ・オモリ負荷の選定をする
E 潮の流れの速さでウキの大きさ・オモリ負荷の選定をする
F ハリの大きさや重さも重要になります、又サシエの大きさが潮の抵抗でガンダマの大きさや打ち方も変える
3、 ガンダマの打ち方は下記の4点が基本で主流ですが仕掛けの角度を考えて応用はあります
1 道糸とハリスの繋ぎ目に一段打つ場合 2 道糸とハリスの繋ぎ目とハリス中間の二段打つ場合
2 道糸とハリスの繋ぎ目とハリスに2ヶ所の三段に打つ場合 4 ハリスに小さな口オモリのみ打つ場合
5 完全フカセで打たない場合     
4 ガンダマの大きさや使い方はポイントの遠近・風・波・潮の流れや道糸・ハリス・ウキ・ハリの使用状態により組み合わせが多過ぎて実例は全部表示する事は出来ませんが・・・

@ 風波の強い時や潮の流れの速い場合は大きめのウキにオモリ負荷の大きいものが良いし段シズで使うのが良い
A ポイントが遠い場合も大きめのウキにオモリ負荷の大きいものが良いし段シズで使うのが良い
B 特にガンダマの大きさやサシエの大きさは潮の抵抗で仕掛けの角度に影響を与えるので打ち方は重要です
C 例  1 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目に2Bのガンダマを打つ場合 
  2 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン1号とハリスにジンタン2号を二段に打つ 
  3 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン1号とハリスにジンタン3号・ジンタン6号を三段に打つ 
  4   Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にBのガンダマを打つ場合 
  5   Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン2号とハリスにジンタン4号を二段に打つ 
  6   Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン5号2個とハリスにジンタン4号を二段に打つ 

  * このようにウキやジンタンの持ち合わせで組み合わせは色々あります、潮・風波等の条件で選定して使用する事が大事ですし、サシエを付けてウキがしぶしぶになる状態に打ってください、ウキは沈む場合も有りますが、 ピメョウな変化しか出ない当たりもありますから、この変化を見抜けるようになることも釣果に繋がります
例えば、サシエが無くなるとウキの状態で判るようになることもグレの釣れる条件の必須となります
 
何れの組み合わせもマキエとサシエの沈下速度との同調と仕掛けの角度が基本で、此れを如何に実現できるかを中心に考えて仕掛けを組み立てて、ガンダマの使い方が1番重要です 
6 同調とはマキエとガンダマを打った仕掛けのサシエが海面からグレのタナ(例、水深5m)まで同じ速度で沈下して行く事はありませんし不可能です、グレのタナでマキエとサシエを同調させるのです

     @ 同調させるにはマキエの打つタイミングと仕掛けの投入タイミングで同調させるのです
           
 潮の流れがある場合は仕掛けの投入点とマキエを打つ場所が同調のポイントになります
     A 同調にはマキエワークは投入タイミングと同じリズムで打ち続ける事が非常に重要となります
     B 仕掛けの入り込みを入れたり止めたり・引き戻して又入れる等の方法で合わすことも有効です
 

海中のタナ層で流れの早さが違う場合、ガンダマの打つ位置での仕掛けの状態は

ガンダマの方がハリスより水流の抵抗がある ( 水中では面積の大きいものが抵抗が高い )
サシエ先行にする
道糸の張りは・・・
ハリにはサシエ付けるのでサシエが水流の抵抗受けて多少角度は垂直近くにはなるが、仕掛けの状態はサシエ先行にはならない

此処で道糸を張るとサシエや仕掛けが水流を受けてサシエ先行する状態になる、さらに張ると仕掛けが浮き上がる状態になる
@ は仕掛けが全部が上層にありサシエ先行となる
A はガンダマが上層で潮流受け先行しサシエが中層にあるのでガンダマ先行の仕掛けになり釣れないこの場合Bの図の位置までガンダマ
  を下げるとサシエ先行となる
C はガンダマが中層で潮流受け先行しサシエが下層にあるのでガンダマ先行の仕掛けになり釣れない、この場合Cの図の位置までガンダマ
  を下げるとサシエ先行となる


     ハリスにガンダマ・ジンタンを打った時の沈下速度
4 @ 3mハリスが沈み馴染む時間 (ノ−ガンの場合は約1分20秒も必要です)
Aハリスの馴染む時間にハリスの太さは関係なく皆同じである
  A ハリスは水中に入ると巻きグセが現れる ( 仕掛け作成時にシッカリと延ばし巻きグセを取る事が大事です )
  B ハリスは水中では絡む事が多い ( 仕掛け投入後に道糸を引きハリスを直線に伸ばす必要がある )
B釣り行き時のガンダマ・ジンタンとスベイルの製品選択と種類
 @ ゴム付きのハリスに傷の付かない製品(価格は少し高い)
 A 柔らか鉛の製品
 B ガンダマをハリスに打つときは多少動く程度に付ける、ハリスを傷つけずに良いし瀬ズレした場合もガンダマが移動して切れ難いので良い

       A ガンダマ・・・・・・B、2B、3B       B ジンタン・・・・・・1号、2号、3号、4号、5号
      上記、種類は釣行き時には常時持参すると良い 
              ジンタンはハリスに打つ場合が多いので 2号、3号、4号、5号の4種類はゴム付きで準備する
 C ローリングスベイル
     A 5号で(重さ = 0.31g)ジンタン2号と同じ重さでG2ウキのオモリ負荷もスベイルと同じ重さで使用し易い、磯釣りには5号サイズが
     B 一番使い良く(強度・太さ・重さ)仕掛けとのバランスも良い
     C メーカーは植田漁具のローリングスベイルが回転も滑らかで糸より取りにも良い


ガン玉・ジンタン・中通しオモリとスベイルのサイズ一覧表
5 ガンダマ・ジンタンの打ち方の組み合わせ表
ガン玉 ジンタン 中通しオモリ ローリングスベイル
6B - 2.65g G2 - 0.31g   3 - 11.25g サイズ 強度 重さ
5B - 1.85g G3 - 0.25g   2 - 7.50g 2 81kg 0.730g
4B - 1.20g G4 - 0.20g 1.5 - 5.62g 3 60kg 0.620g
3B - 0.95g G5 - 0.16g   1 - 3.75g 4 52kg 0.480g
2B - 0.75g G6 - 0.12g 0.8 - 3.00g 5 34kg 0.310g
  B - 0.55g G7 - 0.09g 0.5 - 1.87g 6 26kg 0.210g
 

ウキのモリ負荷 カンダマ段打ち ガンダマ・ジンタン二段打ち ガンダマ・ジンタン三段打ち ウキ沈めギミの二段打ち
G2 G2号 G4号 G5号 - - - G3号 G7号
B B G1号 G5号 G3号 G4号 G5号 G2 G3号
2B 2B B G4号 G1号 G4号 G5号 B G3号
3B 3B 2B G4号 B G3号 G5号 2B G3号
 

基本の打ち方、  一段打ちは道糸・ハリスの結び目、二段打ちはハリスの中間、三段打ちはハリス三等分した所に二段打ちする
あくまで基本ですから、塩分濃度、流の速さ、風、沈めギミ等でオモリ負荷の変更や位置は磯の現場で変える、又スルスル釣りの場合オモリ負荷をキッチリしているとタナが浅い場合は良いが深くなるとウキが海面下に沈んでくるので調整したり、タナの入り具合の確認にもなる

ウキの負荷は種類によりビメョウに違うので常用しているウキに付いて負荷を確認しておく必要があり、それにより打ち方も変える事が大事です
6 仕掛けにガンダマ・ジンタンを打つ場合の強度を落とさない作り方 
 @ 道糸・ハリスの結び目にガンダマ等を直接打つとキズが付き易く強度が落ちやすく結びの端に打つと強度の落ちる心配が無い又
         ガンダマを打つ糸に結び目を入れておくと道糸・ハリスにテンションがかかった時にガンダマがハズレ難い
 
A ハリスの中間に打つ場合はゴム付きガンダマ・ジンタンを使用すると強度の落ちる心配が無い                 
 仕掛けで直結びの時の図  仕掛けでサルカン使用の結びの時の図
仕掛図、 釣り方・サラシ・流れの早さによるガンダマ・ジンタンの打ち方の一例

    ガンダマの重さは塩分濃度の関係や沈めギミ等で変え、潮のタナ層の流れの強さによる仕掛けの角度で位置や間隔は調整する
  必要があります