グレ釣りのライン・ハリスの選択と使用強度   



グレ釣りの道糸・ハリスの選択は、道糸・ハリスの特徴や比較に、道糸・ハリスの直線強度とタックル作成時の強度は変わるのか、強度を落とさない為の維持の方法は等を詳しく紹介

磯釣りする時の道糸・ハリスに付いて色々と調べて見ました。 以外とあそこのメ−カ−の○○が強くて良いとか言いますが何を根拠に話をしているのか良く分かりません、ラインの強度は結びと竿の能力を活かすと事に付きますからそこでラインの強度について私の知らべた事や考え方を述べてみます
磯釣りでのラインの強度は表示してあるものは直線強度で、磯釣りではライン其の物の強度より、結びや竿の弾力が1番強度に影響を与えています、良く名人やテスタ−の方が細ハリスで取り込むのは竿あしらいや竿の能力を100%と活かして取り込み出来る腕があるからで、釣り人のほとんどは竿の能力を100%と活かしきってはいませんから能力に合ったタックルやラインを使用しないとライン切れを起こします


1 道 糸 ・ ハ リ ス の 大 ま か な 特 徴 は
ライン名 メリット デメリット
ナイロンライン @
A
B
C
D
柔らかくて扱いやすい
ラインに伸びがあるのでスピニングリ−ルには向いている
同じ号数のフロロラインに比べて直線強度はある
他の種類のラインに比べて安価である
最近は紫外線対策にUVコーティングした商品がある
@

A
B
C
ラインに伸びがあるので使用回数や大きな魚を釣ると延びて細くなる
ラインがフロロより細い分、根ズレには弱い
吸水劣化率が高く、水中では弱くなる
紫外線の劣化率が高いので日光に当てると弱くなる
フロロカ−ボン @
A
B
C
ラインの伸びが少ないので感度が良い
同じ号数ならナイロンよりも根ズレに強い
比重が他のラインよりも高く沈降速度が早くハリスに向き
吸水率が少なく海中での強力劣化が少ない
@
A
B
硬いのでトラブルが多い
比重が高いので沈み易く道糸には向かない
少しでも傷がつくと一気に切れ易い
2 各メ−カ−の道糸とハリスの見本 (他にも有りますが一部のみ)
サンラインの道糸 東レフィッシングの道糸
 
スペシャル
テクニシャン オシャレ
磯スペシャル
ファインフロート
磯スペシャル
チヌ競技 
銀輪スーパー
ストロングクNEO
銀輪スーパー
ストロングアイサイト
銀輪スーパー
ストロンクチヌブラック

サンラインのハリス 東レフィッシングのハリス
トルネードVハード 松田スペシャル パワーストリーム
トルネードKONG トヨフロンハイパーガイヤXX トヨフロンスーパーL EX トヨフロン L-SE
モーリスの道糸 ゴーセンの道糸とハリス
バリバス
バーマックス磯本流
バリバス
バーマックス磯ゼロフカセ
バリバス
バーマックス磯ストロング
リミテーション磯
CXサスペンド
リミテーション礒
 プログレッサ
フロロファイター
ジュード
モーリスのハリス ユニチカの道糸・ハリス 呉羽工業のハリス
ハードトップ磯
プレミアムハリス
モーリスバリバス
フロロマックス
365
ユーテック(道糸)
GAU磯MARKS
アイガーIII
スーパーハリス
シーガー
グランドマックス
シーガー
リアルFX
3  ラインの色々な特徴や特性に付いて
項目/糸名 ナイロンライン フロロカーボンライン PEライン
剛軟度(硬さ) やや柔らかい、リ−ルに馴染みやすい 硬いためハリスに向いている 柔らかい
比重(重さ)真水は1.0 1.14〜1.16
比重がフロロより軽く沈みにくい
1.78
比重は重く沈みやすい
0.97
比重軽く浮いてしまう
伸度(伸び)      20〜45%
平均的に伸びて伸びが無くなって切れるが伸縮性に優れ、衝撃に強い
     17〜37%
はじめは伸びないが、ある加重から伸び始める
ナイロンよりも伸びは少ないが、適度な伸びはある
4%
延びは少なく感度は良い
屈折率真水は1.33 1.53〜1.62
透明性大
1.42
やや透明性に欠けるが水中で見えにくい
吸水性 あり ( 8〜10% )
吸水するとしなやかになりクセが取れる
10時間真水に漬けていた場合、5%ほど強力が低下する
ほとんど無し
水中でも強度は変わらない
無し(編糸はあり)
耐熱性 強い 低温には強いが高温に弱い 高温に弱い
(80〜90℃位で溶解)
耐磨耗性 分子と分子の構造である
強いが傷が付きやすい
コスレに弱くキズができると切れやすい
縦繊維の構造である
強いが摩擦熱には弱い

コスレに強くキズが入っても切れにくい
擦れや摩擦熱に弱い
耐光性 紫外線に弱い
最近はコーティングして劣化を防ぐ製品も出てきています
強い 殆ど劣化しない
引張強力
(30Cmのラインを直線に引っ張った時何キロきれるか計った)
100%( 70〜107Kg/mu) 90〜95%( 60〜96Kg/mu) 200〜250%
ラインの本当の強度をみる為には、ライン同士を結節し瞬時に引っ張ってみることです -
結束強力 80〜90% ( 60〜93Kg/mu )
※結束無しを100として
80〜85% (45〜72Kg/mu) 50〜90%
(結束方法により変化)
沈降性 シンキング、フロートの両タイプ可能 比重が高く、沈降速度が速い -
価格 安い やや高い 高い
用途 柔らかく扱いやすいので道糸として利用される、吸水や紫外線による劣化がある 見えにくく自重があり感度もいいのでハリスに最適、結び目が弱い 伸びがないので船釣りに最適。擦れに弱く、もつれやすい、色落する

                                    

道糸・ハリスの規格の由来は、劣化・強力は
1 太さの基準 
1959年より1厘を1号、1分を10号、1厘5毛は1.5号と呼称される様になり現在に至っている
この1厘の太さが直径0.165mmであったことから、現在のナイロンラインの1号が0.165mmに規格で決められている
2 標準直径許容範囲 
1号が0.165mmでありつまり1号の太さの許容範囲は0.165(1.0号相当)〜0.184mm(1.25号相当)になる、意外にその許容範囲は広くあいまいな面は否定でき無い
号数の強力はメーカー・銘柄によりまちまちであり、比較は難しい(JIS規格の様な統一規格が望まれる)
3 紫外線による劣化 
ナイロンは紫外線を連続10時間照射すると強力が20〜30%程度低下する、蛍光灯にも紫外線が含まれ、釣具店の店内に置かれた時点から紫外線による劣化が始まっている

最近は表面にコーティングして紫外線劣化を防ぐUVカット製法のナイロン製品の道糸も出ているので勧めます
4 ラインの重さ太さの単位  
デニールとは糸の太さや細さを表す繊度の単位のことです

ラインの重さを表す単位として今も旧単位のデニールが使われています、1デニールは9000mで1gと定められています

ラインの「強度」を算出するためにはデニール値が必要になってきます、強力の数値をさらにデニール値で割ると、太さに関係なく素材が持つ本来の強さを表す数値が出てくるのです
5  デニール単位による強度の計算をする
1号を例にとるとナイロンラインでは比重が1.14、フロロカーボンでは1.78という数値が出ています
ナイロンでは     デニールで219、 デシテックスで243
フロロカーボンでは   〃   342、    〃      380


1号ラインの標準直径を0.165mmとした場合、計算式に当てはめて断面積は0.0213716平方mmとなります
実測値で下記の数値が出ます
ナイロン    のデニールの強力は2.200kg 、 1平方mm当たりの強力= 102.9kg/mm2
フロロカーボンのデニールの強力は2.052kg 、 1平方mm当たりの強力= 96.0g/mm2

単純に計算するとフロロよりナイロンの方が強力がある、しかし吸水・耐光・結束などの条件で強力は変わる
6 ラインの購入  の選択は 
最近は各メーカー品も性能も上がって強力もUPして来ていますからメーカーによる差は少なくなっていますがグレを釣る場合は少しの差が取り込みを左右するのでライン表示に「直強力」の表示のあるものが信頼がおけます
日本のメーカーでは共通した表示規格がありません、「直強力」を定めたアメリカのI.G.F.A. の規定のようなものが出来ればライン選択も簡単で今後望まれます
   
ライン強度換算表

ポンド(lb) キログラム(kg) ナイロン号数 m/m PE号数
2lb 0.90kg 0.5号
2.5lb 1.13kg 0.6号 0.128 0.25号
3lb 1.36kg 0.8号 0.148 0.3号
4lb 1.81kg 1.0号 0.165 0.4号
5lb 2.26kg 1.25号 0.185 0.5号
6lb 2.72kg 1.5号 0.205 0.6号
7lb 3.17kg 1.75号 0.218 0.7号
8lb 3.62kg 2.0号 0.235 0.8号
10lb 4.53kg 2.5号 0.260 1.0号
12lb 5.44kg 3.0号 0.285 1.2号
14lb 6.35kg 3.5号 0.310 1.4号
16lb 7.25kg 4.0号 0.330 1.6号
20lb 9.07kg 5.0号 0.370 2.0号
25lb 11.34kg 6.0号 0.405 2.5号
30lb 13.61kg 7.0号 0.435 3.0号
35lb 15.88kg 8.0号 0.470 3.5号
40lb 18.14kg 10号 0.520 4.0号
50lb 22.68kg 12号 0.570 5.0号
60lb 27.22kg 14号 0.620 6.0号
※1lb=0.4536kgで換算しています
長さ換算表

メートル(m) ヤード(yds/yards)
63.98m 70yds
70m 76.58yds
91.4m 100yds
100m 109.40yds
150m 164.11yds
300m 328.22yds
600m 656.45yds
※1yds=91.4cmで換算しています

ポンドとナイロン号数比較にはメーカーにより違いが有ります
 
ラインは
@ラインは真円では無い
Aラインは長さの中で径は一定ではない
Bラインの径は各社・同社でも名前でも違う
Cラインは結束強度は8割程度に落ちる
Dラインは其の物の強度より竿の弾力に1番左右される
Eラインを最強にする竿は45度程度の角度が必要です

いずれも直線強度でのデ−タですからタックルを作った時の強度ではありませんし、結束するだけで強度は10〜20%前後も落ちます
道糸とハリスのメ−カ−表示による直径・断面積・強度の比較について
 1 道 糸 
糸はご存じのように号数で表示されています、しかし実際の太さはメ−カ−にもより又糸の名前にもより違います
実際の太さの号数との相関関係は何を基準に決められているのでしょうか、ちょっとメーカーのラインスペックを参照して検証してみました
道糸号数
1.8号
2号
2.5号
3号
3.5号
4号
直径
0.225
0.235
0.265
0.285
0.310
0.330
断面積
0.0397
0.0434
0.0552
0.0638
0.0755
0.0855
対2号比
0.917
1.000
1.272
1.471
1.740
1.972
2号=2
1.833
2.000
2.543
2.942
3.480
3.944

表を見ると、号数と直径にはなんの関連もないことがわかります。しかし、次の2号を1と想定した断面積比にご注意下さい、もっとわかりやすく2号の値を2とすると、ほぼ断面積が糸の号数と同じ比率になっていますね、どうやら糸の号数は断面積に比例しているようです 
 2 ハ リ ス 
ハリスについてはメーカーに限り、テスト強度は公表されていないようです
道糸はともかく、ハリスの強度が数字で出たら売上に絶対影響しますよね、おそらくメーカー同志の紳士協定で、公開していないのではないでしょうか。ということでハリスも一応、断面積に準じて考えるとよいと思います
釣り師が、ふだん常用する号数の断面積数字でチェックしてみましょう 
ハリス号数 0.8号 1号 1.2号 1.5号 1.7号 2号
直径 0.148 0.165 0.185 0.205 0.218 0.235
断面積 0.0177 0.0214 0.2690 0.0330 0.0373 0.0434
対1号比 0.806 1.000 1.257 1.544 1.746 2.028

さてこうやってみると中途半端な1.2号や1.7号も存在価値があるのが分ります。1.2号で(対1号比)推定25%以上、1.7号で(対1.5号比)推定13%強度が上がるようです。1号と2号を比較すると2号は1号の倍の強度があるのが分かりますね
道糸・ハリスの特徴や特性のまとめ
1 道糸やハリスは実際には外側にコーティングされていますので、微妙に太さが違うしメ−カ−でも違うはずです
2 上記の記載を見ると分るように、ナイロンの特性は道糸に向いていますし、フロロカーボンの特性はハリスに向いています
しかし最近は技術の進歩でフロロカーボンも、ナイロンに近いしなやかさを持つものが現れてきています
又ナイロンもより各分野に適合した特性を持つものが開発されています
フカセ釣りに向いた中空ライン、ナイロンでも瀬ズレに強いコーティングを施したもの、あるいは欲張って複合構造にしたものなど多くの製品が開発され販売されています
3

糸は直線ではとても強いものです、2号ハリスを手でもって引っ張ってみて下さい中々切れないはず、下手をすると怪我をするはずです
しかし磯ではあっさりプッツンと言うことはよくありますね太い細いを言う前に、なぜこうなるかを考えなくてはいけません
ラインの強度の劣化や、いかに強く使用出来るかに付いて少し述べてみましょう

ラインの特性に付いて詳しく述べます
 1 磯に接触させるな 
磯では海底の根、波止ではテトラ、筏ではロープがその原因になります、いずれも貝や牡蠣が付着していますから、するどい刃物のようですからいくら強力な糸でも一発で切れます
また知らず知らずの内に傷が付いていることがありますがこんな時は小さな傷でも糸が伸びているときは一機に破断するのです
ライン切れを防ぐにはタックルバランスの重要性もさることながら、結び、取り込みの技や、一瞬の情勢判断が求められますね
このことに付いては「グレのバラシを考える」に詳しく述べてます

道糸のナイロンラインのキズは釣り場でも時々チェックして高切れを防ぐ
ナイロンはキズに弱く道糸を指で触り違和感(キズ・コスレ後)があると強力は一機に20〜50%程度落ちるので切り取るか交換が必要です

2 吸水すると強度は落ちる 
ナイロンは数時間も塩水に浸かると、5〜20%程度強度が落ちると聞いています、吸水すると劣化し強度が落ちるのです、太いはずの道糸が高切れする一因です
魚を何回も掛けると道糸は細くなり吸水すると強度が落ちる磯に置くとキズも出来るので道糸はハリスより0.5号は太くして使用することが大事です
ハリスに使用するなら吸水しないフロロカーボンが間違いないかというと、これも物によっては強度が落ちると聞いています、ここからは自分の経験で判断して行くしかないようですがフロロの方が無難です
長時間細ハリスで釣るときは結び替える必要があります、ラインは白濁してきますのでそれが交換を知らせる印にもなります
3  結束すると強度は落ちる
皆さんハリスの細い・太いはいいますが、私は○○結びで結んでいるがという人を見かけたことがありませんね、そんなに自分の結びに自信を持ってはいけません
あるメーカーのテストによると、ユニノット(電車結び)は70%以下のライン強度しか確保できないそうです
私自身のテストでも、数ある結びの中で最弱という結果でした、これでは細ハリス云々以前の問題になります
強い結びとそれを結ぶ技術は、熟練が要ります何度も練習して強度を確保することが重要です
結びや結び強度ついては「グレタックルの考え方」の中で詳しく述べてます
4 ラインは期間や紫外線により劣化してくる 
糸は期間や塩気、紫外線、高温に弱いもので車の中に竿ごと放り投げている人をみますが、そういう人は言語道断です、すぐにやめてください糸切れによるバラシの原因になります

ナイロン糸は紫外線に弱く紫外線を連続10時間照射すると強力が20〜30%程度低下する、蛍光灯にも紫外線が含まれ、釣具店の店内に置かれた時点から紫外線による劣化が始まっています
最近はUVコーティングしてある道糸もありますが、ラインは釣っている時もガイドやリールのスプールに擦れてコーティングも剥がれたり劣化しますからUVコーティングも無いよりましですが過信はいけません

毎回巻き替えろとはいいませんが、3〜4回に一回は変えてください又釣りから帰ったら塩気をぬるま湯で取ることを心掛けてください
高温の時期はトランクに入れっぱなしにしない、直射日光は釣り場以外では決して当てない、この程度の配慮は最低必要です、保管は光の当たらない低温の場所で充分注意しての保管が重要です
フロロはナイロンほど注意は入りませんが暗い常温の場所で保管すると良い

高価なラインが実践で強度があるとは言い切れません、それはラインの保管の仕方やメンテナンスしだいで強度は落ちて来るのですから・・・
5 ハリスのパーマネントは釣果を落とす 
糸撚れは穂先絡みの原因になったり、飛距離が落ちたりします、にもかかわらずよれた糸を使っている人がいます
道具に無神経だから釣りにも無神経と言うことは云えるでしょうし釣果も望めません撚れた糸は釣れないのです

食いが極端に落ちますし撚れた糸は海中で馴染みませんから、速い上層流に仕掛けを取られることもありますし喰ってもハリスがたるんでいますから、アタリが素早く出ませんし透明度も落ちて付け餌を離すことも多いでしょう

上手な釣り人がハリスをしょちゅうしごいたり、傷んでいない糸でも替えるのはこういうことも大きい原因なのです
又釣果を延ばすことにも繋がります
6 以上の結果から竿や結びに掛かる負担
ナイロンの道糸にフロロカーボンのハリスを組み合わせるとフロロカーボンハリスの結束部分(ハリのチモトかハリスと道糸の結束部分)で100%切れることになる
それは、アワセ切れは瞬発の衝撃にはフロロが耐えきれないし、長時間のやり取りでも初めナイロンは徐々に伸びていくがフロロはあるところから伸び始めすぐに限界を迎えるからだと思います

実際の釣りでは瀬ズレや水の抵抗など様々な要因でも変わってくるとは思うのですが主因は上記事由と思います
またロッドとのバランスはどうかと言うと長い竿や柔らかい竿は竿自体の曲がりもありラインも長くなるので余計にショックを吸収するのでラインの強さをもっとも発揮できることになる
また逆の場合は伸びやショックを吸収する部分が少ないので魚と釣り人に負担がかかってくる

従って、短い竿・硬調子竿・伸びないラインは、アタリも敏感に伝わるし釣り人が感じるショックも大きく、魚がよく引くと感じるし、ラインに無理が掛かると言える
以上の点からもグレ釣りのタックルバランスの重要性が求められるし、取り込みの技や、一瞬の情勢判断が求められますね
7 如何にしたらラインをより強く使用できるのか 
@ 竿の弾カをいかに有効に使うかが重要で、竿の性能にも差があり、最も差がでるのが竿の弾力を活かす操作性である
A 次に結びです、そして最後にラインの強度です 
B 竿の能力を1番いかす竿あしらいは、魚との間合い(角度)が大事で竿尻は、極カ魚の方に向くほうが(竿がUの字になる、竿と道糸の角度が45度程度がベスト)より竿の性能を引き出ます 
C 魚との引っ張り合いでも、意外と引っ張りきれてないものですから一度バネ量りで量ってみることをお勧めします
テストは私のグレタックルの考え方」の中で実践した結果を詳しく述べてます」    片手で2kgも引っ張ってないですし腰に竿尻を付けて竿が折れそうになっても2.5〜3.0kg程度です 
D 結びで此れは常識ですが、ラインの結節時は必ず唾液等で湿らして行いましょう、どの素材のラインも摩擦に弱いしそれを保護するためには結節時に糸を潰さずいかにきれいにしめるかが大事です 
E 糸は、変形するほど弱くなりますしラインの切れる大部分は、結節部なのですから 
ラ イ ン の 選 択 は 色 々 あ り ま す が

ラインの使用例や考え方は「グレ釣り師の拘りのタックル選び」に詳しく記載してます
1
道糸の使用例は
1 @ サンラインテクニシャン             1.75号、2.0号、2.5号、3.0号 
A バリバス本流磯サスペンド          1.75号、2.0号、2.5号         以上を75m巻いて使用します

道糸を1日投入を繰り返していると潮がガイドに付き固まり、道糸がコスレて表面にキズが入り紫外線等で劣化してくるし、幾ら良いラインでも2〜3回以上使用するとしていると良型グレを掛けると延びて細くなり、又キズが付いて高切れ したり、ヨリが出来て穂先・ガイド・リ−ルに絡み穂先が折れたり、釣りに集中出来ない為早めに交換する

2 何故、道糸を75mだけ巻くのか

@ 細い道糸 (1.75号、2、2.5) は150mは新品でも巻かず同じ製品を下巻して下糸を活かして新品を75m巻いて2〜4回使用すると
      交換する
A 150mあると4〜6回使用出来て効率もよくリーズナブルとの考え方で、新品で2回交換出来るので強度に信頼がもてる
B 特に良型をかけると細い道糸は延びて細くなり強度が落ちて少しのキズでも高切れすることがある
C 良型グレの取り込みで75mも糸を出したら確実にバラしているので75mでも問題はない
D 青物も下巻き糸も同じものを直結していれば対応可能です
E リールに巻いた150mの糸で下の半分以上はツブレてヨリもあり、75m巻きでも釣りに支障はない
3
サンライン
テクニシャン
サンライン
ファインフロート
バリバス本流
磯サスペンド
銀輪スーパー
ストロングクNEO
 ADMA0X PE磯
スローシンキング
 
4 サンラインテクニシャン の特徴

@ USCナイロン(超高分子量 ミクロシリコーンと高強力ナイロン融合糸) で糸の強力がUPしている
A 耐摩耗性能がUPして磯際での根ズレに強く、ガイド摩擦を軽減する
B UV−R製法により、紫外線による劣化を防ぐ
C 号数別に糸質をハード・ミディアム・ソフトに加工してありより扱い易くなっています
5 バリバス本流磯サスペンド の特徴

@ 高密度分子結合製法(VA-G製法)で強力UPを図り、同じ太さなら1ランク上の強度がある
A しなやかさ、強さ、扱いやすさをバランス良く兼ね備えたサスペンドタイプのナイロン
B ライン表面にフッ素コーティング加工により吸水による劣化を抑えて耐摩耗性能も向上している
C I.G.F.A. の規定に準じてに適合したライン
        「定められたポンド数、又はそれ以下で切れない事に適合したライン」、製品には直強力の表示もあり強度には信頼がもてる
6 銀輪スーパーストロングクNEO の特徴

@ 特殊コーティングにより超撥水性能が滑り性と表面耐久性をアップ
A 全天候型ナチュラルブレンドゴールドカラーの採用
B 独自製法により実現した直線均一性がワンランク細いライン選択を可能にする
YGKよつあみ ADMAX PE磯スローシンキング

@ ウルトラダイニーマとエステルモノフィラメントを複合製紐し、比重を1:12に調整した磯釣りPE道糸です
A フラッシュサーフェース処理で水切れも良く風、潮の影響も最小限に抑えます
B 1号で7kgはナイロンの2.75号程度、1.2号で7Kgです4号程度と三倍位引っ張り強度あります
C 号数の径が表示されていませんがナイロンより半分以上細ければ面白いラインです又スローシンキング
   ラインなので風の影響も少なくて磯に

号数  強度  ナイロン比較  巻m   価格    号数  強度  ナイロン比較  巻m   価格 
1号 5kg 2.75号   150m  \5040   1.5 8kg  5.0号弱  150m  \5040 
1.2 7kg  4.0号弱  150m  \5040   2.0 10kg  6.0号弱  150m  \5040 
2 ハリスの使用例は
1 グレ釣りは1.5号、1.75号、2号、2.25号、2.5号、3号の6種類は準備する

 @1.7、2.0、2.5、3.0号               トヨフロンハイパーガイヤXX
ハイパーガイヤの通常色は細糸に使用してブルー色と使い分けている、又ハリスは
 巻きヨレが無く、ヨレを延ばす必要がなくスグに使えるのが良い

 A1.5、1.75、2.0、2.25、2.75号   サンラインガードハリスブラック
  尾長の鋭利な歯からガードする特殊高耐摩耗性ナイロンパイプをドッキングさせたハリス
パイプ部でハリまたは道糸を結束することで強度はさらにアップしている
2 最近グレの喰い渋りは常用化して来ているので、細ハリスでハリスのチラツキの無い見え難く結びの違和感の少なくして対応している

 @ 最近は従来のフロロカーボンに尾長の鋭利な歯からガードする特殊高耐摩耗性ナイロンパイプをドッキング
    させてパイプはナイロン系素材を使用しているので仕掛けの重さが変化しないものがあります  
 A ハリスは価格よりも結び方により強力に差が出るので結びには拘る
、結びによる強力が落ちますが
    良いものの方が結束強度は望める
3 ハリスの種類、参考品 
トヨフロンハイパーガイヤXX サンラインガードハリスブラック シーガーリアルFX


1 ラインに関する総まとめ
@ ラインの強度はメ−カ−表示は直線強度で実践強度は必ず落ちる
A ラインの結束、吸水、キズ、魚を掛けた後の伸び、メンテナンスの結果やタツクルバランス等により強度は落ちて来る事が分かりました
B ラインの強度はロッドの弾力が一番影響を与える
C 高価なラインが強いとは言えない、上記条件をクリアすると安価なラインも高価なラインより強度があることも分かりましたし、、何時もラインに対して注意を怠らない事が大事です 
D タックルのライン強度を高めるのは @にロッドの弾力を活かす操作性 Aに結び Bにライン強度となります 
E 最近はハリスに光が当たったチラツキがグレに違和感を与え喰いが悪くなるとの報告もあり、それを無くする
ファントムブルーの青色は透過率(透明度)が一番高く魚の色彩感覚を鈍らせ警戒心を与えない等のハリスがあり、晴れの日や透明度の高い海中にはこのハリスは有効です 
切れ難いラインを維持し磯で取り込み出来る状態を確保するために釣り人がやらなければならない事
@ 先ずはラインの結びを練習し何時も一定の強度がある結びを作れるようにする
自分の結びの強度を一度でも測ったことはありますか、同じ結びでも結び方次第で強度は倍半変わること知ってますか
A タックルバランスを重視して自分の技量(竿あしらい)に見合うもので作り、過度の細仕掛けは厳禁です
B ラインの強度を活かしつつ取り込みするためにはロッドの能力を最大限いかす事です

竿の能力を1番いかす竿あしらいは、魚との間合い(角度)が大事で竿尻は、極カ魚の方に向くほうが(竿がUの字になる、45度程度の角度)より竿の性能を引き出します、 釣り人のロッドの扱い方を見て来ましたがほとんどの方がロッドの角度が90度程度で性能を100%いかして取り込みしている方は少ないです
C 磯釣り時にも常にラインのキズや白濁・糸撚れに注意してカットや使用回数を少なくしてしての交換をする事
D 細いラインを使用するためにはロッドの能力を発揮する竿あしらいを熟知する事が一番重要です
   タックルバランスや結び等も大事ですが下記の細かい対応も重要です
 タックル強力を活かすには
@ 道糸 
1 幾ら良いラインでも2〜3回以上使用すると良型グレを掛けると延びて細くなり、又竿を岩場においたときにキズが出来、ガイドの塩分で道糸の表面がコスレて劣化して高切れ したり、 ヨリが出来る
2 細い道糸 (1.75、2、2.5) は150mは新品でも巻かず同じ製品を下巻して下糸を活かして新品を75m巻いて2〜3回使用すると交換すると劣化も防ぎ強力に信頼がもてる 
3 釣りの途中でも4時間程度使用すると10m程度カットして強力の維持を図る 
4 釣り後の道糸のヨリ取りと塩分除去のメンテナンスも強力を維持する為には必須です
5 細かい事を言うと細ラインで大物を取り込むトーナメンター等は道糸をフルに巻き2時間程度で道糸10m位カットして道糸の強度維持に気を使って釣りしています、こんな事も知っておれば、上記の事柄の対応は磯釣りをするものはやらざるを得ないことです 
A ハリス 
1 ハリスがパーマネントしたり、白濁、結び目、キズが出来ると交換する
2 2時間程度使用又は良型グレを5枚程度釣ると強力も落ちて来るので交換する
3 ハリスの針の結びはキズがあったり、5枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
B 道糸とハリスの結び 
1 直結びは2時間程度使用又は良型グレを5枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
2 サルカン使用の場合も2時間程度使用又は良型グレを5枚程度釣ると強力も落ちるので結び直す
3 針を結び直す時に直結の結びも一緒に結び直す程度の繊細さは必要です
C 竿のガイドに付着した塩分除去
1 ラインとは直接関係はありませんが2日釣り等する場合は納竿後に竿ガイドの塩分除去のメンテナンスは必ず実行する事が間接的にライン強度UPに繋がります
本当は一日釣りの場合、半日経過すると竿の清掃を行うか竿を交換するのが良いが此れは中々難しいですね