グレのスルスル釣り・全誘導の釣り方        



グレ釣りのスルスル釣り・全誘導釣りの釣り方、タックル選定から小物の
使い方に、仕掛けの流し方にラインメンディングの取り方等を詳しく紹介します

最近ののグレ釣りは喰い渋りが当たり前となり釣り難くなってきています、ウキに当たりが出ない場合やサシエに違和感を感じるとすぐに吐き出してハリハズレの多発に悩まされています
こんな場合にスルスル釣りはウキ止めが無くウキの抵抗が無く、グレが違和感無く喰い込むので多用されている仕掛けです
スルスル釣りは道糸・ウキ・ハリス・ガンダマ等タックルの選定と特にガンダマの使い方が重要です


スルスル釣り仕掛けを使用する利点は・・・
1    @ グレのタナが分らない時に縦のタナを探る釣り方に向いています
  A 一つの仕掛けを流しながらボイントを自在に色んなタナを探ることが出来る
      潮によりグレのタナが不安定で目まぐるしく、変化して行く時すぐに対応した釣りが出来る
  B グレが喰い渋りの時サシエをくわえて違和感があると吐き出す時、ウキの抵抗が無く喰い込みが良い
  C 基本はウキはシブシブですが、風波の強い時は少し沈めて流しポイントを確実に狙う釣り方も出来る
  D マキエとサシエの同調が深いタナでの同調も可能です
  E スルスル釣りの特徴は色んな仕掛けへの変更が簡単です
     1 .固定に変更は           ウキ止めゴムにヨウジを付けてウキに差し込めば固定仕掛けになります
     2. 小粒当たりウキに変更は     ウキ止めゴムの上の方にヨウジさしてウキ止めの役目、下の方に小粒ウキを装着すれば良い
     3. 小粒当たり棒ウキに変更は   ウキ止めゴムの上の方にヨウジさしてウキ止めの役目、下の方に小粒棒ウキを装着すれば良い
2   @ グレが浮いてタナが浅い場合は固定仕掛けが良い   ( この仕掛けも上記に記載の様に簡単に可能です )
  A スルスル釣りは万能ではなく、他の釣り方が良く釣れる場合もあり、選択値の一つです
  B スルスル釣りはタナの深さが正確には判り難い点があります
3   @ スルスル釣りの基本はマキエの沈下速度とサシエの沈下速度を出来るだけ合わすガンダマの打ち方が大事
        ですし、タナでの同調は必須です
            マキエとサシエの同調は上層から中層まで何時も同じ沈下速度に合わす事は出来ませんからタナで合わす事が同調と考えて います
   A 速すぎても遅すぎても釣果に確実に影響が出ますのでガンダマとラインワークで調整して合わせます
            他の釣り人に釣れて自分には釣れない場合はボイント等が違わない場合は、タナ取りと 同調か角度に問題があります ラインワーク
            と仕掛け特にガンダマ・ジンタンの変更が必須です

  B 仕掛けのサシエの先行と角度も重要で此れもラインワークで調整してします
            仕掛けの沖に投入して仕掛けを流し始めるポイントに来るとサシエは先行出来る状態になりますが、ジンタンなどを打つスルスル
             釣りの場合は仕掛けがある程度沈みジンタンが潮の抵抗を受けだしてから流し始めてください、此れが角度を付けサシエの先行
             を確実にします

  C ガンダマやサシエの潮の抵抗で近くは早く入り、遠くに行くと道糸の抵抗で遅くなるので注意が要ります
           潮の流れの早さやポイントの遠近でウキのオモリ負荷を変えて対応してください
スルスル釣りのタックルの選択
1 ロッドの選択は
ロッドはラインの落とし込みと道糸のラインワークと穂先での当たりの取り方も考えて選択する
  @ ソリッド穂先外ガイドロッド     A チューブラー穂先外ガイドロッド     B インナーロッド
ロッドの選択は
   A 道糸の出の良さと穂先の柔らかさによる、喰いこみ重視しからソリッド穂先外ガイドロッドが良い
   B  穂先は柔らかく曲がってもグレが違和感を感じないものが良い
      穂先は2号竿の0.9oと1.75号竿の0.8oでもグレの喰い込みは数段違いがあります、喰い渋り時には0.8oを勧めます
   C 調子ははそれぞれの好みがあるので7:3〜6:4調子のものの中から選択すると良い
   D 号数は釣れるグレの大きさや全体のタックルのバランスで決めるのが良い
           選択例 : 四国では50cmまでの口太であれば1.5〜1.75号のロツドが良い
2 スルスル釣りの道糸の選択は
道糸はフロートライン、サスペンドライン、シンキングラインが有ります

  @ フロートは風波の影響が受けやすく、凪の日は少なくあまり良く無い
  A シンキングは仕掛けの落ち込みに道糸の沈みで抵抗が高くなりあまり良く無い
  B サスペンドが風波の影響と道糸の沈みの影響を受け難くスルスル釣りに向いて良い
  C 道糸の太さは釣れるグレの大きさにより決めるが出来るだけ細い方が風波やスベリ抵抗少なくて良い
         選択例 : 四国では50cmまでの口太であれば2〜2.5号の太さを使用するのが良い、風波の強い時は0.5号太さが違うとラインメンディング
        にも仕掛けの落ち込みも雲泥の差があるので取り込みに問題がなければ細くして軽い仕掛けで釣ってください
3 ウキの選択は
ウキは遠投・風波・潮の速さで選択する

  @ 遠投はポイントを外さないMタイプの2B〜3Bのオモリ負荷の大きいもの
  A 近いポイントは軽い仕掛けでSタイプの0〜Bでオモリ負荷の小さいもの
  B 糸通しはスベリを考慮してリング付きで上部は大口径・下部は小口径のものと同じ口径のものがある
      A 軽い仕掛けは上部は大口径のものが良い
         上部は大口径のもので喰い渋りで当たりが出難い場合は同じ口径のものに変更してください
      B 重い仕掛けは同じ口径のものが良い
       C いずれもスベリが良すぎるとウキに変化が出難いので程々が良い
  C ウキの重心は低からず高からずでウキの水面下の1/2より少し下にあるものが良い
          重心が低いと傾き抵抗が強くビメョウな当たりがウキに出難いし、高いとフラついて当たりが判り難いのでバランスの良いもの
  D 大きさは遠投はMサイズ、近場はSサイズを使用して、近場でも風波や潮により使い分けると良い
  E オモリ負荷は遠投・潮の速い時や風波の強さによりオモリ負荷大きいものに変えて行くが・・・
         マキエとの同調と仕掛けの角度に留意してガンダマを優先してそれに合うウキを選択する
  F 最近はウキに当たりが出難い事も多く、専用の小粒当たりウキや蛍光のウキ留めゴムを使用して取る
         近場や釣り座の高い場合は可能ですが、遠投や釣り座が低い場合はウキに頼るほか無い
   G 足下の喰い渋りの口太や尾長狙いの場合は小粒の円錐ウキが良い
                  1、ウキ径が18×31mm程度で5g程度の重さのものが良い
   H ウキで上部の口径大きく(5o)下が小さい(2o)タイプ、口径の大きいウキは糸落ちは良いですが道糸出る明確に当たりは良いが、反面
    喰い渋りの居食いではウキにウキがイッキに沈まないしビメョウな変化がウキに出ませんので使い分けが必要です
1  口径の大きい(5o)タイプ上下の口径が違う(2o)タイプ
   @ 糸落ちが良のでスルスル釣り向きでグレが喰い、反転して潜ったり、移動する捕食の仕方の時に良い 
   A 糸べリの良い分小さい当たりや居食いの時は当たりがウキに出難い 
   B 上下の口径の違う物は、同じ口径より、上の口径が大きい分、小さい当たりは出難い 
2  普通の口径(2o)のタイプ
   @ 口径小さい分道糸抵抗大きく、スルスル釣りでも当たりがウキに出易い
   A グレが居食いしてほとんど動かない時にウキの傾きなどで当たりを取る時良い
   B 口径が小さい分スルスル釣りの糸落ちが悪い
4 グレウキの使用例
「ますだ釣具のオジリナル浮き」が通常円錐タイプでサイズもL・M・Sとあり価格リーズナブルで上部のみSICリング付きで道糸の糸落ちも良い
AURA-PROは通常円錐タイプでオールマイティーに使用できSICリングではないが上下リング付きで糸落ちも良い

 @    ますだ釣具のオジリナルウキ (定価1000円)
    上部の口径2o下が2oの同じタイプで上のみSICリング付きで
    Mサイズ、Bで径・長さ 24.0×35.0  自重8g    Sサイズ、Bで径・長さ 19.0×30.0  自重6g 
    円錐タイプで波乗り安定感はもあり、糸落ちは普通ですが感度は良く渋い当たりも取れてオールマイティーに使用できる、塗装も平均値ありウキの品質に比べてリーズナブルなのも良い 
A   AURA  PRO (プロ)  (定価1500円) 
    上部の口径2o下が2o同じタイプのSICリング付です
    Mサイズ、Bで径・長さ 24.5×35.0  自重10.1g   Sサイズ、Bで径・長さ 22.0×35.0 自重 8.1g
     円錐タイプで安定した重心て風波の激しい時の安定感もありオールマイティーに使用できる、上下にリングもあり糸落ちが良いので深タナ狙いにも良い
B   グレックス マシラS・M 円形・円錐中間タイプ (定価1950〜2050円) 
    上部の口径2o下が2o上下部にSICリング付きです
    Sは径・長さ 22.5×29.0 自重は G2で 7.8g、Bで 7.6g    Mは径・長さ 24.0×30.5 自重は G2で 9.1g、Bで 8.9g
    円形・円錐の中間タイプで上径3mm下径2mmのSICリング付きで抵抗が少なく糸落ちが良い、スルスル 向きで径も大きく視界性も良く、又円に近い形で入水抵抗も少なく安定性もあり風の影響が少ない、 自重もあり遠投も可能ですがLL・L・M・S・SSとサイズが豊富で使い分けが可能です
          
ますだ釣具ウキ
通常の円錐タイプ
  AURA-PRO
通常の円錐タイプ
  グレックス
マシラSタイプ 円形に近いタイプ
通常円錐でバランスも良く万能タイプ重心低く傾き抵抗に難ががあるがSICリングで糸落ちは良い   重心は低めに設定し安定し風波の激しい時の安定感もありオールラウンドに使用できる、上下にリングもあり糸落ちが良いので深タナ狙いにも良い   円形・円錐中間タイプの上下SICリング付きで糸落ちもよくスルスル釣りに特に向いています、円形に近く傾き抵抗も少なくて風波にも強い
5 ハリスの選択は
ハリスはフロロカーボンで釣れると予測されるグレの大きさで選択するのが良い、ハリスの長さは浅い場合は2ヒロ、深い場合は3ヒロ以上取って仕掛けの沈みを良くしてください
        
            
        選択例 : 四国では50cmまでの口太であれば1.75、2.0、2.25号を自分の取り込み出来る太さで使用するのが良い
6 ハリの選択は
グレの大きさにより選定する

 @ハリの大きさはグレの大きさにより決める
 Aハリの軸の太さはグレの大きさとサシエの沈下速度の調整で決める
        ( 喰い渋りでゆっくり落とす場合は細軸を、早く落とす時は太軸にする又潮の穏やかな場合は細軸を潮の速い場合は太軸を使用する 
     のが良い )
 Bマキエとの同調を重視するが、ハリの軸は活性が高ければ太く、悪ければ軽くするのが良い
        選択例 :  四国ではグレ30〜40cmは5〜6号、40〜50cmは6〜7号が標準でスッポ抜け・大きさ等の条件で大きく・小さくを選択、グレの
    大きさや・沈下速度の調整等で細・中・太軸から選択するのが良い
    
   
  *  細かいハリの選択は「ハリとサシエの刺し方・喰い方」に載せています
7 タックルバランスは
グレの大きさや、磯際の瀬、シモリの有無、潮の速さ、タナの深さ、風波等で決める

  例、@グレの大きさ30〜40cm程度でタナ竿1本以内で手前のポイントの場合
       竿1.5号ソリツド穂先、道糸2号サスペンド、ウキS〜MサイズG2〜B、ウキ留めゴム、道糸・ハリスは直結、ハリス1.75号  針5〜6号
       が基準です

     
Aグレの大きさ40〜50cm程度でタナ竿1本以内で手前のポイントの場合
         竿1.75号ソリツド穂先、道糸2.5号サスペンド、ウキS〜MサイズG2〜B、ウキ留めゴム、道糸・ハリスは直結、ハリス 2〜2.25号、
       針6〜7号が基準です
 スルスル仕掛け図、例 ( タナの浅い・深い時や風のあるときウキを少し沈めて使用する時の仕掛け図 )
A タナ竿1本程度を釣るスルスル仕掛け図


通常の浅いタナで潮の穏やかな時に釣る軽い仕掛け
B タナ竿1本程度で風波のある時にウキを少し沈めてのスルスル釣り仕掛図


ハリスの中ほどにウキ付加以上のジンタンを打ちウキを少し沈めて風波に対応する仕掛け
C 水温低下時期のタナの深い時のスルスル釣り仕掛図


ガンダマの一段・二段打ちは潮流の速さやで大きさはタナの深さで決める
道糸とハリスの結びはタナの深さや軽い仕掛けと重い仕掛けで使い分ける
スルスル釣りのガンダマの使いの考え方
1 マキエの沈下速度とサシエの沈下速度を出来るだけ合わすようなガンダマ・ジンタンの打ち方 が大事でが、グレの居るタナでの同調と仕掛けの角度(グレの視覚範囲からズレる水平から45度が最適)が一番大事で釣果を左右する

マキエとサシエの同調は上層から中層まで何時も同じ沈下速度に合わす事は出来ません、グレのタナで合わす事が同調と考えています
マキエワークと道糸の張りと入れ込み、仕掛けのガンタダマの打ち方でグレのタナに合わすのがスルスル釣りの基本です

ポイントの遠近・風・波・潮の流れを見て判断し、道糸の太さからウキの選定ハリスの選択にハリスのガンダマ・ジンタンの打ち方の4点がポイントになり、ガンダマの打ち方からウキを選択してください
ジンタンの種類は最低でも3種類 ( 2号、4号、6号 )、出来れば5種類 ( 2号、3号、4号、5号、6号 )を持ち、ビメョウな沈下速度の調整をしてください
2
 @ 道糸の太さはウキのリングを通る時の抵抗差があり、ガンダマを大きくしたり打ち方も変える
 A ウキ投入のポイントの遠近で道糸の長さによる重さの違いが抵抗を増すのでガンダマも大きくしたり打ち方も変える
 B ウキのオモリ負荷にもよりガンダマの大きさや打ち方も変える 
 C ハリスの太さでもガンダマの大きさや打ち方も変える 
 D 風・波の強さで、ウキの大きさ・オモリ負荷の選定をする  (沈みギミに流すため) 
 E 潮の流れの速さでウキの大きさ・オモリ負荷の選定をする 
 F ハリの大きさや重さも重要になります、又サシエの大きさが潮の抵抗でガンダマの大きさや打ち方も変える 
3 ガンダマの打ち方は下記の4点が基本で主流ですが仕掛けの角度を考えて応用はしてください
 @ 道糸とハリスの繋ぎ目に一段打つ場合
 A 道糸とハリスの繋ぎ目とハリス中間の二段打つ場合
 B 道糸とハリスの繋ぎ目とハリスに2ヶ所の三段に打つ場合
 C ハリスに小さな口オモリのみ打つ場合
 D 完全フカセで打たない場合 (ハリス・ハリ・サシエの重みのみで沈めて行く方法)
4 ガンダマの大きさや使い方はポイントの遠近・風・波・潮の流れや道糸・ハリス・ウキ・ハリ・サシエの大きさの使用状態により組み合わせが多過ぎて実例は全部表示する事は出来ませんが・・・

 @ 風波の強い時や潮の流れの速い場合は大きめのウキにオモリ負荷の大きいものが良いし段シズで使うのが良い
 A ポイントが遠い場合も大きめのウキにオモリ負荷の大きいものが良いし段シズで使うのが良い
 B 特にガンダマの大きさやサシエの大きさは潮の抵抗で仕掛けの角度に影響を与えるので打ち方は重要です

何れの組み合わせも
マキエとサシエの沈下速度とのタナでの同調と仕掛けの角度が基本で、此れを如何に実現できるかを中心に考えて仕掛けを組み立てての、ガンダマの使い方が一番重要です
同調とはマキエとガンダマを打った仕掛けのサシエが海面からグレのタナ(例、水深5m)まで同じ速度で沈下して行く事はありませんし不可能です、グレのタナでマキエとサシエを同調させるのです、同調させるにはマキエの打つタイミングと仕掛けの投入タイミングで同調させるのです、同調にはマキエワークは非常に重要となります
C例は        
  タナは竿1本半以上の場合に使用する  
  @ 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目に2Bのガンダマを打つ 
  A 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にガンダマBとハリスにジンタン4号を二段に打つ 
  B 2Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン1号とハリスにジンタン3号・ジンタン5号を三段に打つ  
  タナは竿1本以上で使用する  
  @ Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にBのガンダマを打つ
  A Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン2号とハリスにジンタン3号を二段に打つ
  B Bウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン5号2個とハリスにジンタン3号を二段に打つ
  タナは竿1本以内で使用する  
  @ G2ウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン2号を打つ
  A G2ウキに道糸とハリスの繋ぎ目にジンタン4号とハリスにジンタン6号を二段に打つ
   このようにウキにジンタンの持ち合わせで組み合わせは色々あります、潮・風波等の条件で選定して使用する 事が大事ですし、サシエを付けてウキがしぶしぶになる状態に打ってください、ウキは沈む場合も有りますが、 ピメョウな変化しか出ない当たりもありますから、この変化を見抜けるようになることも釣果に繋がります
例えば、サシエが無くなるとウキの負荷の変化の状態で判るようになることもグレの釣れる条件の必須となります
5 2Bウキのガンダマの打ち方図 ( 風波や潮の早さ等で角度と同調を重視して使い分けする )
2B ウキのガンダマの打ち方図  B ウキのガンダマの打ち方図   G2 ウキのガンダマの打ち方図
     
 
仕 掛 け の 流 し 方
1 仕掛けの流し方は一見わかり難いですが、此れが1番重要で釣果に差が出て来るものですが此れは常に磯の状況が違うので文章では中々説明し難くく、経験で習得してください
@ 仕掛けはポイント手前で馴染むように計算して投入点を決める
A 仕掛けは必ず潮下にハリが行くように、仕掛け投入してからロッドで仕掛けを張り、ウキとハリスが直線になって少し沈めてガンダマやサシエが潮の抵抗を受け初めてから道糸を緩めて流すようにする
 B 流し釣りの時に心掛ける事 
  A 風波に寄るポイントのズレはラインメンディングをして常時修正する
  B タナを探るのとサシエ先行とサシエにグレの感心を引き付ける誘いを重視した流し方を心掛ける
  C 仕掛けを引き戻し、又入れてとタナを段々と深く探って行く 
C 道糸の張り「誘い」は張りすぎず、緩めすぎずと潮の流れに合わせて行う
此れは磯の状況により行うので経験でしか、中々説明ができ難い、張りすぎると仕掛けが浮き・緩めすぎると仕掛けの角度が出ませんし タナの入りも難しくなります
D 近くのポイントで釣り座が高ければ小粒当たりウキや蛍光のウキ留めゴムでの当たりも確認出来ますが、遠投や釣り座が低い場合は、ウキと道糸の走りや穂先で聞いて当たりを取る事しか出来ません
この為ウキの僅かな傾きや沈み・違和感が当たりの場合が多いので、此れを見極めて当たりを取れる様になること
E 喰い渋りにはグレがサシエを吸い込んだ一瞬に合わす必要があります、この為に道糸のフケは当たりを合わせ易 い程度のフケをラインワークで常に維持することが必要です
F タナがはっきりした場合はウキ留めを付けて半誘導にして釣る方法も効率が良くなる
2 スルスル釣りの水中立体図

  @  仕掛け投入し道糸を張って仕掛けの先行を図る
  A  道糸を張ったり、少し引き戻して誘いちタナをサグル釣り方する
  B  ポイントまで仕掛けのサシエの先行を図りながらグレのタナまで仕掛けを沈める

  C  仕掛け投入後も一定のリズムで少量のマキエを打ち続けマキエの帯を作るようにする
3 風がある時の仕掛けの流し方とラインメンデイングは

仕掛けを@で投入A引かれ潮がマキエを運ぶ合流点までで仕掛け沈めてタナを合わすAからCまでの間に潮スジを離れないように道糸メンディングをしてポイントを狙う、下記の要領を実行すると良い

 @   仕掛けは本流なのでウキはM又はLの重めを使用して風の影響を少しでも抑える
 A   道糸はサスペンドラインを使用して海面の風の影響を抑える、又ハリスはフロロを長めに取りウキの前後も沈めて流し釣りする 
 B   ウキは沈めて( 海面下30〜50cm程度 )ウキに潮流を受けさせて風に寄る道糸フケの抵抗を抑える 
 C   サシエの先行をA位置までに行い、A以後は道糸は張らず緩めて流すようにする、又穂先は海面下に入れて道糸を沈める 
 D   赤の道糸は風で糸フケは出来るが図の様に、ほぼ潮スジを捉えて流し釣りしてポイントを直撃できる 
 E   黒の道糸は普通の仕掛けで流し釣りした場合、風の影響で図の様に潮スジをそれて流れる 
4 スルスルの仕掛けの落とし込みは風波・潮の流れ・ガンダマ等の条件が磯により異なるので「張り過ぎず・緩め過ぎず」のラインワークの細かい点は経験と感で判断して行く方法しかありません

 Tの図   @ の速い海水流をガンダマが受けると仕掛けは @A図の様にハリスが浮く
@B
図の様にハリス緩みが出て当たりが出難いガンダマを下げると Aの角度になり、タナも角度も取れてサシエも先行する
  この角度の調整はガンダマと道糸のラインワークで調整する 
 Uの図   @道糸を止めて@Aの動きで誘いを掛ける 道糸の張り( 張りすぎず緩め過ぎず・経験と感です )で沈下速度を
  サシエと同調させる
 Vの図   @は仕掛け投入してハリスを伸ばした状態 Aは道糸を張りハリスを沈めている状態、 水圧がガンダマ・サシエに掛かるとハリス
  が 伸びてサシエ先行の状態が@よりAの方が確実になる
  ハリスが伸びている分、浅いタナでの当たりが出易いのでA角度まで道糸を張り待ってから流し始める
5 喰い渋りの時の当たりの出方はビメョウで風波のある時等中々見抜けないが・・・
ウキが流れている時に違和感を感じたら、それが当たりと言う場合が多い、此れは経験による判断しかない
Tの図  ウキがAの様に僅かにシモッテ変化したり、戻らない時
Uの図  ウキがAとBの様に僅かに傾いて変化した時
Vの図  ウキが波で@からAに移動してウネりの波の下に入り海面に戻らない時やウキに変化が出た時
6  マキエの打ち方
今までスルスル釣りに付いて述べましたが仕掛けとマキエの同調が必須なので打ち方が重要になります
    注、マキエの量は出きるだけ少なく帯状になるように打つのが良い、多く打ては゛同調は可能になる可能性が高くなりますがマキエが
               広がりグレをチラス原因となります、少ないと喰いが持続する事が多いので数釣りには裏腹となります

             マキエとサシエの同調は上層から中層まで何時も同じ沈下速度に合わす事は出来ません、グレのタナで合わす事が 同調と考え
       ています
 
7
 @ 固めて打つ打ち方  引かれ潮等の場合
 A 広く打つ打ち方  流れが穏やかな・無い場合
 B マキエを打ち仕掛けを投入する打ち方  仕掛けが重く深い場合に多用する
 C 仕掛け投入後にマキエを打つ打ち方  仕掛けが軽く浅い場合に良い
 D マキエ打ち仕掛け投入後に又打つ打ち方  仕掛けが重く深い場合や、同調が旨く行かない場合と同調を確実にする場合
   
@ 引かれ潮に打つ打ち方  流れの中には絶対打たない、タナが深くなりポイントも遠のく 
A サラシの脇に打つ打ち方  サラシに打つとマキエが沖に広がりエサ取りも沖に出す 
B ウキに被せて打つ打ち方  潮があまり動かず、エサ取りの少ない時 
C エサ取りが多い場合の打ち方   足下に打ち、仕掛けは少しづつ沖に投入しサシエの残る場所をボイントにする 
                 
8 マキエの打ち方を上記に記載していますが、潮の流れや速さ、風波の強さ、エサ取りの種類や多さ等により又仕掛けの重さやタナの浅い・深さにより、同調を重視して打つので組み合わせが必要になりますが、此れは経験により会得するしかありません
マキエを等間隔に打つことによりマキエが帯状になりサシエとの同調が可能になり易い、状況にも寄りますがよく仕掛けを入れる時のみマキエを打つ釣り人が居ますが此れでは同調する確立が落ちます

マキエの沈下速度と仕掛けの沈下速度の違いも重要でマキエを打つタイミングや帯状に打つことの重要さがこのことでも理解出来ると思う
    * 沈下速度に付いては「沈め釣り」に詳しく載せていますので読んで如何に同調させるかを考えてください
釣れない場合は色々試して見てください、必ずグレのタナ・ポイントや仕掛けとの同調が出来て来る時があるのでこの時グレが釣れます、常に偏光グラスを掛けて海の中の状況、サシエの残り具合など情報収集はしてください細かい点にも留意して釣って居れば分って来ると思います
9  最後に
風波の影響がある場合は道糸は細くして、ウキも沈みギミにして流し釣りするなど工夫も必要です

道糸を0.5〜1.0号落とすと仕掛けの入り方やラインメンデングがビックリする程しやすくなります
自分の意図した通りに仕掛けが入っていない場合や角度が違う場合もあり釣りない時は、思い切った仕掛けの変更も重要になります